ブッキングホールディングスのオンライン旅行会社(OTA)であるアゴダはこのたび、同サイト上の年末年始の渡航先予約データの分析結果を発表した。
東京がアジア圏内で1位に
同社の2018 年1月1日から12月10日までの同サイト上の年末年始の渡航先予約データの分析結果によると、年末年始の予約先として最も予約が多かった世界の都市は、アジアでは「東京」、ヨーロッパでは「パリ」、米国では「ニューヨーク」だった。
また、同社予約サイトで年末年始にかけて旅行を予約した人のうち3分の1以上が渡航先として海外を選択したことも分かった。
アジア全体では、コンサートやパレード、イルミネーションといった年末の愉みが詰まった「東京」が最も人気のある都市に輝いたと共に、中国およびシンガポールで同様に実施されたランキング調査においても、いずれも東京が大晦日を過ごすのに最も人気の都市に選ばれた。
また、ヨーロッパでは、明け方まで繰り広げられる大晦日のパーティーや有名なランドマークでのカウントダウン、家族での参加が可能なショーなどが愉しめる「パリ」がトップの座を獲得した。
別名「シティー・オブ・ラブ」と呼ばれるパリは、英国やスペインなどのヨーロッパ諸国だけでなく、イスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦からの予約客の間でもトップ10にランクインした。
そして、ニューヨークのタイムズスクエアで毎年開催されている「ボールドロップ」は、世界でも最も有名な年越しカウントダウンイベントのひとつであり、「ニューヨーク」が世界の旅行者にとって根強い年越し旅行のデスティネーションであることが証明された。
日本旅行者は国内旅行、タイが人気
日本の旅行者におけるランキングでは、東京(第1位)を筆頭に、大阪(第4位)、沖縄(第9位)、京都(第10位)の国内4都市が年末年始の渡航先トップ10にランクインし、東京と大阪の2都市のみがトップ10圏内にランクインした2016年と比較すると、2018年は各段に国内旅行に人気が移っていることが明らかになった。
特に東京人気は顕著で、2016年の第5位から5つもランクを上げ2018年はトップに輝いた。
一方、海外では、第2位のバンコクと第5位のパタヤ、第7位のプーケットを有するタイが、日本の旅行者に最も人気の海外渡航先だった。
出典:ブッキング
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