背景としては、日本の旅行市場が人口減少に伴い縮小傾向にある一方で、外国人旅行者の訪日需要は高まっている。国内では、日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)への対応をはじめ、さまざまな取組が少しずつ広がりを見せているが、持続可能な観光に取り組む地域、コンテンツ、施設は依然として不足。海外に比べて遅れをとっているのが現状といえる。
「サステナブルな旅AWARD」をきっかけに、旅行業界全体に持続可能な旅行商品が増加する仕組みを整え、サステナブル志向の高いZ世代などの新しいツーリストにとって魅力的な選択肢を提供していきたい考えだ。
受付期間は2023年4月4日~2023年8月31日である。評価はGSTC-I等の国際基準に基づき行われ、受賞者は2023年10月に大阪で開催される「ツーリズムEXPOジャパン」で発表される予定である。また、受賞結果については、観光庁Webサイト内の特集サイトでの配信を予定している。