新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた県内の宿泊業者を支援するため、11月から愛知県で独自の観光キャンペーンが実施される。
キャンペーンを利用できるのは、愛知県民のほか、隣接する岐阜県、三重県、長野県、静岡県の在住者。
県内宿泊施設の利用者に対し、宿泊料金に応じて1,000円から5,000円分の割引クーポンが1人5枚まで配布される。入手したクーポンは予約サイトでの決済時にそのまま適用可能だ。
割引クーポンを受けとるためには、「楽天トラベル」か「じゃらんネット」から予約する必要がある。
キャンペーンの開始は11月9日。同日午前10時から、各予約サイト上で対象宿泊プランが販売される。政府主導の「Go To トラベルキャンペーン」とも併用可能だ。
同事業のため、県は3億2000万円の予算を計上。第1弾では楽天トラベルで8,000万円分、じゃらんnetで5500万円分のクーポンを準備する。期日は未定だが、第2弾、第3弾も実施予定だという。
また、10月31日で終了する予定だった、ツアー旅行を対象に最大半額(上限1万円)を助成する「LOVE あいちキャンペーン」を11月以降も継続することが発表された。こちらは県民限定の割引だ。
そして、「LOVE あいちキャンペーン」と同様の割引内容であり、隣接県(岐阜、三重、長野、静岡)の在住者を対象とした「TRIP あいちキャンペーン」も11月1日より並行して実施される。