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栃木県警 「GoTo給付金」詐欺の容疑で宿泊施設の経営者らを逮捕

6月2日。政府の観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」の給付金を不正受給したとして、栃木県警と那須塩原署は、那須町で宿泊施設を経営する会社役員の男性ら5人を逮捕した。

逮捕されたのは、那須町の会社役員男性(30歳)のほか、那須町でブリーダーを務める女性(38歳)。大田原市の無職女性(43歳)。千葉県市原市でドックトレーナーを務める男性(48歳)。那須塩原市で会社役員を務める女性(54歳)。

警察の調べによると、彼らは昨年10月1日から31日の間、会社役員の男性が経営する宿泊施設にほかの男女4人が宿泊したかのように偽装し、観光庁に「GoToトラベルキャンペーン」の給付金を申請。現金630万円を不正に入手した疑いがもたれている。

栃木県警では先日の5月25日にも、新型コロナウイルスの影響で収入が減少した個人事業者に支給される「持続化給付金」を不正に入手したとして、首謀者である飲食店経営者の男性(28歳)が逮捕される事件が発生している。

GoToトラベル事務局では「外部通報窓口」を設置し、事業にかかわる不適切な行為を発見した場合は報告するよう求めている。

Go To トラベル事務局 外部通報窓口

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