手作りのペットフード「CoCo Gourmet(ココグルメ)」の 製造および販売などの事業を手がける、株式会社バイオフィリア(東京都目黒区)が、都市での「Go To トラベル」や県民割、ブロック割再開に先駆け、犬の飼い主 568 名に対し、愛犬との旅行に関する全国調査を実施した。
この調査結果によると、愛犬を旅行に連れて行きたいと答えた犬の飼い主は 93% とほとんどの人が前向きに回答した。
中でも、「観光場所が制限されたり旅費が高くなったとしても愛犬を連れていく」と答えた飼い主は 80% を超え、出費よりも犬を連れていけることの方を重視する人が大多数だった。
また、旅先選びに愛犬を連れて行けるかどうかを考慮する飼い主は92%。旅行選びの価値観に、犬の存在が大きく影響していることがわかった。
また、飼い犬を旅行に連れて行きたい理由として最も多かった(89%)理由は「家族だから」という回答、次いで「愛犬との思い出を作りたい」、「愛犬にいろんな経験をさせてあげたい」といった理由が多く、人間の家族同様の扱いとなっていることがよくわかる。
一方で「連れて行きたくない・行けない」理由には、「環境の変化が愛犬のストレスになる」が最多だった。次いで、「旅先で連れて回れない」「他の人の迷惑になるのが心配」といった、旅先での不便さがハードルのようだ。
愛犬 1 頭にかけられる旅費は1万円未満が 42%、3 万円未満が 37% という結果だった。
「ワーケーションやステイケーション、旅行に飼い犬を連れて行きたい」という声に答え、新たに犬を受け入れることを決めたホテルは多数ある。中でも、愛犬を連れた長期滞在プランを展開するホテルもあるほどだ。
また、2 月には「愛犬のためのフルサービスホテル」、「inumo芝公園 by Villa Fontaine」が開業。住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社が手がけるこのホテルは、都内では珍しく犬がロビーなど、客室以外にも入ることができる、特化型のホテルとなっている。外出時に犬を預けることもできるため、旅行の際は犬の入れない観光地やレストランにも行くことができる。