三菱地所ホテルズ＆リゾーツ株式会社は、2024年5月30日（木）、「ザ ロイヤルパークホテル 銀座6丁目」を東京都中央区銀座に開業した。
同ホテルはイチョウ並木が美しい昭和通りに面しており、東京の人気スポットやショッピングに最適なエリアなどにもほど近い、観光に便利な立地にある。ビビッドな色合いと丸みを帯びたデザインに、歌舞伎座の定式幕や昭和通りの銀杏並木の色味をホテル全体に採用しているのが特徴だ。
本記事では、ホテルの特徴や魅力などについて、運営を行う三菱地所ホテルズ＆リゾーツ株式会社に取材を行った。
▷ ホテルURL：https://www.royalparkhotels.co.jp/the/ginza6/
――― 最初に「ザ ロイヤルパークホテル 銀座6丁目」がどのようなホテルか教えていただけますか
ホテルは銀杏並木が美しい昭和通りに面したエリアに位置しています。歌舞伎座 、築地場外市場、主要百貨店やブランド店の並ぶエリアにもほど近く、最寄り駅の東銀座駅は羽田空港・成田空港から電車やバスでアクセスが容易です。
インテリアはレトロとモダンが共存する、彩鮮やかで可愛らしいデザインです。昭和通りの銀杏並木が紅葉した時の黄金色と、かつて銀座の並木道に植えられていた柳の木の緑、歌舞伎座の定式幕に使われている柿色と萌葱色をロビーやフロント、客室に使い、銀座の歴史や文化がさりげなく取り入れられています。
――― ホテルコンセプト「GINZA POP」にはどのような思いが込められていますか
「歴史・文化におけるPOP （＝誕生する）」と「デザイン・パターンにおける POP 」の両方の意味が込められています。
伝統や文化を守りつつも時代の変容や西洋文化を受け入れ、融合しながら新たな文化を創造することで常に時代の中心であり続けてきた、レトロとモダンが共存する「銀座」の歴史をホテルの外観・内観の色合いやデザインで表現しました。
――― 「GINZA POP」をどのようなところに反映しているのか具体的に教えていただけますか
「GINZA POP」は、ホテル館内全ての共通のコンセプトとなっています。中でも日本独特の芸能文化を守り続けてきた歌舞伎座の定式幕の色（柿色＝赤、萌葱色＝緑）を客室に取り入れることで地域の繋がりを表現しています。
さらに、大正から昭和初期に流行した太めのシルエットや丸みを帯びたデザインを客室の家具や床の模様に採用しています。
――― ホテルの特に注目してほしいポイントを教えてください
銀杏の黄金色を取り入れた外観や、黄金色と柳の緑を取り入れた鮮やかなエントランス、フロント、ロビー、柿色と萌葱色の客室などの彩の中に、レトロとモダンが共存したデザインやインテリアなどに注目していただきたいです。
これらが不思議な心地よさを醸し出し、肩の力を抜いて自分らしい旅を楽しんで頂けます。
――― どのような利用者層を想定されていますか
国内外のカップルやご家族旅行を想定しています。歌舞伎座や新橋演舞場も直ぐ近くですので、遠方からお越しで歌舞伎鑑賞を楽しまれるお客様にも大変便利です。また客室によってはビジネスに適した設備も用意してあります。
ホテルが所在する東銀座エリアは東京の様々な観光スポットへのアクセスが大変便利なので、このホテルを拠点にして銀座、浅草、東京スカイツリー、東京タワー、渋谷、築地などへ繰り出して頂き、東京観光を満喫して頂ければ嬉しいです。
――― 最後に、今後の意気込みを教えてください
ロイヤルパークホテルズとしては銀座エリアで3店舗目のホテルとなりますが、「街と、もてなす。」をテーマにそれぞれ異なるコンセプトのホテルを造り上げています。
このザ ロイヤルパークホテル 銀座6丁目は銀座の歴史と文化、レトロとモダンを感じて頂けるホテルとして、お客様にとって鮮やかな旅の記憶を残して頂けるようにお出迎えいたします。
■ザ ロイヤルパークホテル 銀座６丁目 施設概要
所在地： 東京都中央区銀座6丁目16番14
施設構成： 客室（273室）、レストラン、バー、大浴場
敷地面積：1,126.99㎡（約340.91坪）
構造・規模： 地上15階、地下1階
事業主： 芙蓉総合リース株式会社・ヒューリック株式会社
施 工： 大成建設株式会社
設 計： 株式会社三菱地所設計
運 営： 三菱地所ホテルズ＆リゾーツ株式会社
ホテルURL： https://www.royalparkhotels.co.jp/the/ginza6/
アクセス ：
・東京メトロ・都営浅草線「東銀座」駅（4・A1出口） 徒歩約3分
・東京メトロ「銀座」駅（A3出口） 徒歩約6分
※画像は全てイメージです。