渋谷道玄坂にあった「ドン・キホーテ渋谷店」の跡地に建設予定の複合施設に外資系ライフスタイルホテルを誘致していることがわかった。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは同社が進める「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」において、渋谷 文化村通りに面しており、若者や観光客で賑わうエリアの「ドン・キホーテ渋谷店」跡地に、外資系ライフスタイルホテルを誘致していると発表した。
同社では 2013 年より、渋谷文化村通りで「商業、オフィス、ホテル」から成る大規模複合施設によるライフスタ イル拠点の整備、そして渋谷エリアの新たな回遊動線の提案を目標に、複合施設の開発を進めてきた。今回誘致したのは、同施設 11 ~ 28 階部分となるホテル部分。渋谷エリアでは初となる外資系ライフスタイルホテルだ。
同複合施設の開発であ、すでに 1 ~ 10 階のテナント、オフィス部分であリーシングも開始しており、ホテルと共に 2023 年 9 月の開業を目指して計画中だという。
2013 年に始まった「渋谷区道玄坂二丁目開発計画では、2017 年に閉店した「ドン・キホーテ渋谷店」跡地などの敷地面積 5897.39 平方メートルに、地上 28 階、地下 1 階、高さ 114.95 メートルとなる複合施設を整備する予定だ。
同開発エリアは、渋谷駅から約 400m で、文化村通りを歩いて約 5 分であり、松濤エリア、円山町エリア、渋谷センター街エリアの中間に位置している。当施設は、文化村通りに 2 か所、道玄坂小路に 1 か所出入口 を設け、敷地の中を通り抜け出来る「路 みち 」をつくる事で、街の新しい回遊空間を創造する。