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【取材】神奈川県真鶴半島に「HOTEL FARO manazuru」が12月2日開業!「まるなか旅館」をリノベーション

株式会社エヴァーブルースカイは、神奈川県足柄下郡真鶴町にて、宿泊施設「HOTEL FARO manazuru」を2023年12月2日(土)新規オープンすると発表した。

「HOTEL FARO manazuru」は、コロナ禍により地元の方々や観光客に惜しまれつつ閉館された「まるなか旅館」をリノベーションした宿泊施設。元々の建物の造りや立地の良さ、景観を活かしつつ、新たな息吹が吹き込まれているとのこと。

本記事では、リノベーションの経緯や施設のアピールポイントなどについて、「HOTEL FARO manazuru」に取材を行った。

Instagram:https://www.instagram.com/hotelfaro_manazuru/?hl=ja

――― どのような経緯で「まるなか旅館」を「HOTEL FARO manazuru」へとリノベーションすることになったのでしょうか

旅館まるなかは、1977年(昭和 52年)に開業した旅館。要人の利用も含めて多くのファンを作ってきた旅館ですが、建物の老朽化もあり、コロナ禍の2020年7月、42年の歴史に幕を閉じました。前オーナーの想いと最後のお風呂はNHKでも放映されました。

前オーナーとは代表者の金子がたまたま真鶴を訪れた際にお会いし、そのときに旅館を閉めたこと、今後外部売却を想定していることを知ることになります。と同時に、この真鶴の地において、まるなかが地域の資産となってきたことも理解し、利活用につきご提案したことから再生に向けて動き出しました。

――― リノベーションするうえで、難しかったことや注意したことなどはありましたか

私たちは単なる部屋ではなく地域を売る、という考え方を地方創生に向けた取り組みの根底に持っています。

町や半島の歴史や文化、地域性を深堀りし、観光客だけでなく、真鶴町の人々が求めているものは何かということを考え、自然豊かな真鶴半島に融合し地元に愛されるホテルを目指してリノベーションに取り組んできました。

―――「HOTEL FARO manazuru」が真鶴の未来に明かりを灯す灯台として位置づけられていますが、どのような由来や経緯で決まったのでしょうか

旅館まるなかの歴史を引き継ぎ、施設の再生により、真鶴の未来に向けた新たな歴史を作る。まるなか再生のミッションは、新生ホテルが地域のハブとなり、真鶴半島の真ん中から真鶴の魅力を発信することで、東京をはじめとした周辺地域との架け橋となることです。

再生するにあたり大切にしたのは、前オーナーの想いとまるなかの歴史を受け継ぎ、建物に新たな息吹を与えること。真鶴半島の真ん中に位置するまるなかは、地域における数十年の歴史があり、地域の資産として活用できると確信しました。

当社は、地域のハブとなるべく、まずは既存建物を再生させます。今後、HOTEL FARO manazuruを基軸に地域を面と捉えて、ホテル+αを実践することで地域活性化を実現していきます。

地域連携を積極的に図り、雇用の促進や地域との協業・協働により、地域そのものを売る仕組み作りを進めていきます。メインターゲットを東京や神奈川県都心部のファミリー層、ディンクス層として、積極的に真鶴の魅力発信を展開していきたいと考えております。

客室

――― 「HOTEL FARO manazuru」の特色やアピールしたいポイントを教えてください

「HOTEL FARO manazuru」はアースカラーを基調とし、真鶴町の魅力である海・お林を含む山林・石といった自然に溶け込みつつ、全室開放的な窓から真鶴の町と海を一望でき、気分をリフレッシュできる空間づくりを演出しております。

レストラン『 燈下 』

――― 最後に、オープンへの意気込みをお願いします

地方創生事業として、今まで神奈川県葉山町や千葉県南房総市千倉町、千葉県館山市でのホテル運営や地域貢献に向けた事業ノウハウを活かし、地域の方々と協力して作り上げてきたホテルが間もなくOPENいたします。

真鶴のすばらしさを体験していただくことができる施設として、ぜひ多くのお客様にお越しいただけることをスタッフ一同楽しみにしております。

■「HOTEL FARO manazuru」概要

所在地:神奈川県足柄下郡真鶴町1374-16
客室数:全6部屋
館内施設:貸切家族風呂、レストラン『燈下』
Instagram:https://www.instagram.com/hotelfaro_manazuru/?hl=ja

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