マリオット・インターナショナルとその子会社ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは、現在コロンボで開発中の多目的複合施設にて2つのラグジュアリーブランド、「JWマリオット・コロンボ」と「ザ・リッツ・カールトンコロンボ」を2021年に開業する。両ブランドはスリランカ初進出となる。
スリランカの商業中心地にラグジュアリーブランド
マリオット・インターナショナルとその子会社である、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは、ワン・トランスワークス・スクエア社が現在コロンボで開発中の多目的複合施設にて2つのラグジュアリーブランド、「JWマリオット・コロンボ」と「ザ・リッツ・カールトン コロンボ」を2021年に開業することを決定した。今回の開業は、JWマリオットおよびリッツ・カールトンのスリランカ初進出となる。
トランスワークス・スクエア、 コロンボ 1に位置する約37万㎡の一等地で進行中のラグジュアリーなプロジェクト「ザ・ワン」は、3棟のグラスタワーに両ホテルのほか、オフィスや住居、高級ブティック、宴会場、高級レストラン街、さらにヘリパッドを備える複合施設。地上300mほどの高さに両ホテルが隣接し、さらに南アジア一の高さとなる92階建て376mのビルが加わる。このプロジェクトでは歴史的な建築構造を美しく再現することも目指しており、ザ・ワンを訪れる人をスリランカの歴史に誘う。
ザ・リッツ・カールトンコロンボは、豪華な設えの200室のホテル客室と同ブランドによる187室のレジデンスからなり、リッツ・カールトンならではのハイレベルなサービス、理想的な設備、エレガントなデザインを、現地のテイストと共に提供する。宿泊客も居住者も、スペシャリティレストランや2か所のラウンジ、バーでの飲食や、シグネチャースパ「ザ・リッツ・カールトンスパ」を利用できる。
JWマリオット・コロンボは、250室のモダンな客室と、眼下に絶景が広がる上層階に218室のレジデンスを備える。最高級のレストラン3店舗とロビーラウンジでの飲食を楽しめるほか、小規模の会合から交流会、ビジネスイベントまで幅広い用途に利用できる1,870㎡の宴会場も有する。
マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地区最高開発責任者ポール・フォスキー氏は以下のコメントを寄せた。
「ザ・リッツ・カールトンコロンボとJWマリオット・コロンボは、マリオット・インターナショナルにとって、スリランカのラグジュアリー市場参入の大きな一歩です。当社は今後も、急速に成長するダイナミックな同国での地歩を固めて参ります。大きなポテンシャルを秘めているスリランカに、ワン・トランスワークス・スクエア社とのパートナーシップで当社の多彩なラグジュアリーブランドを進出させるのが楽しみです」
マリオットは今年4月にインドで100店舗目の開業を果たすなど成長著しい南アジアでの開業を本格化させている。
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