西日本旅客鉄道株式会社および株式会社JR西日本ホテル開発は、JR西日本不動産開発株式会社及び中国SC開発株式会社と共に、広島市における「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づき、JR広島駅ビルの建て替え工事を進行中である。この工事の一環として、新しいホテルのブランドを、「上質な旅の基点」として地域とともにお客様を魅了する「グランヴィア」に決定。ホテル名称は「HOTEL GRANVIA HIROSHIMA SOUTH GATE(ホテルグランヴィア広島サウスゲート)」とされる。
この新ホテル名の由来は、1987年に広島ターミナルホテルとして開業し、1995年にホテルグランヴィア広島に改称された、現在のJR広島駅北口直結の「グランヴィア広島」との関連性にある。「グランヴィア広島」は長年にわたり「広島の玄関口」として地域社会との信頼を築いてきた。この新しい「サウスゲート」は、その歴史と信頼を踏まえ、「駅ビル=南口」という地域に根付いた愛着と、「瀬戸内の玄関口」というコンセプトを持つ。
「サウスゲート」は、瀬戸内の穏やかな気候や美しい風景を反映したデザインが特徴である。ロビーやアートワーク、そして地域の食材を活かしたレストランにおいても、瀬戸内の魅力を存分に体験できるようになっている。
このホテルの開業により、JR西日本ホテルズは、合計787室の客室を有する広島地域で最大級のシティホテルとなる。「サウスゲート」の開業は2025年春を予定している。
JR西日本ホテルズは、現在4ブランド11ホテル(合計3620室)を展開しており、「上質な旅の基点」として、新幹線やターミナル駅に直結した安心感を基にしたフルサービス型ホテルグランヴィア、宿泊主体型のホテルヴィスキオなど、様々なブランドを展開している。これらのホテルは、地域と共に顧客を魅了し、世界に誇れるサービス水準を目指し、旅の魅力や人々のつながりを創り続けている。
ホテル名:HOTEL GRANVIA HIROSHIMA SOUTH GATE(ホテルグランヴィア広島サウスゲート)
所在地:広島県広島市南区松原町2-37
面積:約17,000㎡(ホテル)
客室数:380室(客室フロア9階~20階)
客室平均面積:26㎡
付帯施設:フロントロビー(7F)、レストラン1店舗 (7F)
開業:2025年春(予定)