インターコンチネンタルがUAEのアル・フタイム財閥との提携関係を強化し、ドバイにおいて新規ホテル出店を相次ぎ発表。ドバイフェスティバルシティで5軒ホテルを出店する。
Holiday Inn Dubai Festival City開業と新規ホテル計画発表
インターコンチネンタルの4月19日の発表によると、インターコンチネンタルホテルグループは、新規ホテル「Holiday Inn Dubai Festival City」の開業に合わせて、ドバイで新ホテル計画「Staybridge Suites Dubai Festival City」についてもUAEのアル・フタイム(Al-Futtaim)財閥と合意署名し、提携を強化することを発表した。
開業したHoliday Inn Dubai Festival Cityは、508部屋を有し、三つのレストランとルーフトップバー、プール、フィットネスセンター、200人まで収容できる会議場と4つの会議室を備える。ドバイ国際空港から車で10分ほどの好立地で都市のビジネス・観光地域にも近く、家族向けの商業・レジャー施設「ドバイフェスティバルシティ(Dubai Festival City)」に所在しており、ホテル名の由来にもなっている。
新たに合意したStaybridge Suites Dubai Festival Cityは、ドバイフェスティバルシティにおけるインターコンチネンタルとアル・フタイムの合弁で新たなブランドの長期滞在者向けのホテルを予定している。同ホテルは、ドバイフェスティバルシティにおけるインターコンチネンタルの5軒目のホテルとなり、InterContinental Dubai Festival City、 InterContinental Residences、 Crowne Plaza Dubai Festival Cityの3軒に新たに両ホテルが加わることになる。
インターコンチネンタルのインド・中東・アフリカ地域のマネージングディレクターであるPascal Gauvin氏は、「本日は、インターコンチネンタルグループの価値あるパートナーであるアル・フタイムとの提携関係をHoliday Inn Dubai Festival Cityの開業とStaybridge Suites Dubai Festival Cityの新規開発合意により強化する記念すべき日である。」と述べた。
アル・フタイムの不動産・ホスピタリティ複合グループディレクターは、「当社は両ホテルを通じてインターコンチネンタルとの関係を強化できることを喜ばしく思っている。ドバイフェスティバルシティが提供する小売、レジャー、エンターテーメント、ホテル、商業施設としての機能をさらに強化するものである。当社は、ドバイの住民と訪問者に進化する不動産により、比類のない複合施設の経験を提供することを約束できる。」と述べた。
ドバイフェスティバルシティはドバイ国際空港近くの三角州の水辺に面しているショッピングモールで、ブランドショップ、映画館、レストランやカフェなど約400軒以上の店舗が入っており、家族が一日中楽しむことのできる人気のスポット。ゴルフ場、エンターテーメントショー、ホテルなども隣接する巨大複合施設だ。
アル・フタイム財閥はUAEドバイの民間最大手グループで、特に小売施設を強みとしている。