帝国ホテル 東京が、サービスアパートメントをタワー館の全客室に拡張して販売開始する。
帝国ホテル東京が、 2021 年 2 月より新事業として販売開始して、話題となった「帝国ホテル サービスアパートメント」を、今回、タワー館の全客室( 349 室)に拡張して販売する。予約開始は 12 月 27 日、入居期間は 2022 年 2 月 12 日~ 2023 年 3 月 31 日としている。
新型コロナウイルスの感染拡大により、日本国内のみならず国際的に、ホテルの利用目的やその需要に大きく変化が起こった昨今。客足が激減する中、ホテルは新しい価値の創出に取り組んできた。中でも帝国ホテルはいち早く、サービスアパートメント 事業の提供を開始して話題となった。
帝国ホテルによるサービスアパートメントは、専属サービスアテンダントによるサービスなどをベースに、生活に必要な食事や洗濯などをサブスクリプション方式で提供する。ホテルならではのサービスや設備を活用して、ホテルの新たな利用方法を提案する新規事業として開始された。
販売初日に 3 フロア 99 室が即完売になり、5月下旬には、2 フロア 66 室を追加した。現在も高水準の稼働を維持していることから、タワー館の全客室をサービスアパートメントとして拡張、2023 年 3 月末日まで販売することを決定したという。