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ヒルトンと富士見町開発合同会社「ヒルトン広島」運営受託

せとうちDMOを構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション、およびヒルトンは、富士見町開発合同会社とヒルトンが「ヒルトン広島」の運営受託契約を締結したことを発表。同ホテルは中国・四国地方で初のヒルトンとなり、2022年度の開業を予定する。

中国・四国初のヒルトン、2022年度開業

せとうちDMOを構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション、およびヒルトンは、富士見町開発合同会社とヒルトンが「ヒルトン広島」の運営受託契約を締結したことを発表。同ホテルは中国・四国地方で初のヒルトンとなり、2022年度の開業を目指している。

今回の契約は、広島市の都心のにぎわいと交流を生み出す高次元都市機能の充実・強化や、さらなる観光振興を図るために、瀬戸内ブランドコーポレーションが県有地等を活用し、国際会議の開催が可能となるスペースを有したホテルの開業を目指して、運営をヒルトンに委託したもの。

また、瀬戸内ブランドコーポレーションは、ホテル建設にあたり、株式会社せとうち観光パートナーズが管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」を通じた資金支援も行う予定。

「ヒルトン広島」は広島市中心部の中区、富士見町11-4、11-5、11-14、11-15、11-18(地番)に位置し、世界遺産の原爆ドームや繁華街が徒歩圏内の立地にあり、約6,400平米の敷地に、約415室の客室、最大約1,300平米の会議施設、料飲施設やスパ、プールなどを設け2022年度の開業を予定する。

出典:せとうちDMO

広島市・中区ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、広島市には宿泊施設が195、部屋数にして15,233が提供されている。

また、同ホテルが開業を予定している広島市中区では宿泊施設が100、部屋数にして8,889が提供されており、広島市内の過半数の割合を占めている。

新規開業予定としては、同ホテルを含め4施設があり、部屋数にして1,091と10%を超える増加を見込んでいる。

広島市中区の部屋数規模トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

415室の同ホテルは開業すると、現時点で「リーガロイヤルホテル広島」(488室)に続いて2位にランクインする見込み。

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