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ヒルトンと富士見町開発「ヒルトン広島」着工、2022年開業

せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーション、およびヒルトンは、富士見町開発合同会社が「ヒルトン広島」の起工式を本日1月29日(水)に執り行い、2020年2月1日より着工することを発表。2022年に開業を予定する。

中国・四国で初進出のヒルトンが起工式開催

起工式は、五洋建設・増岡組特定共同企業体が主催し、広島県知事、広島市長、広島商工会議所会頭ら約70名が出席し、神事が行われ、建設中の安全を祈願した。

中国・四国地方で初進出となる「ヒルトン広島」は世界遺産の原爆ドームや広島市中心部の繁華街から徒歩圏内に位置し、420室の客室、料飲施設やスパ、プールなどに加えて、国際会議の開催が可能な約1,300平米の会議施設を備え、広島市の高次元都市機能の強化や、観光振興への貢献を目指すという。

同ホテルは、富士見町開発合同会社とヒルトンとの間で、2018年に運営委託契約の締結がされている。また、瀬戸内ブランドコーポレーションは、ホテル建設にあたり、株式会社せとうち観光パートナーズが管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」を通じて、富士見町開発合同会社に対する資金支援も行っているという。

【同ホテル 概要】
所在地:広島市中区富士見町11-4、11-5、11-14、11-15、11-18(地番)
敷地面積:6,403㎡
延床面積:48,050 ㎡
建物規模:地上22階
構造:鉄骨造
客室数:420室
館内施設:オールデイダイニング含むレストラン・ラウンジ・バー、コンベンション施設、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、スパ、チャペル等
設計:浅井謙建築研究所株式会社
施工:五洋建設・増岡組 特定共同企業体
着工:2020年2月
竣工:2022年 4月(予定)
開業:2022年(予定)
上記は2020年1月現在の計画で、今後も予告なく変更する場合があるとのこと。

広島市中区ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、広島市中区には宿泊施設が140、部屋数にして9,797室が提供されている。

新規開業予定は8施設、部屋数にして1,537室が新たに供給される見込み。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

全国的には中国や台湾、韓国などのアジア系が中心の訪日旅行客だが、広島においては欧米豪の旅行者が6割強を占めるという特長があり、米大手ホテルチェーンであるヒルトンは大きな人気を集めそうだ。

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