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ハードロック、苫小牧におけるIR構想を発表

ハードロック・ジャパンは、このほど、アクセスサッポロにて行われた「第1回北海道IRショーケース」に出展し、特設ブース内にて苫小牧におけるIR構想模型を初公開した。重視する宿泊施設については、「フォーシーズンズ・ホテルズ」との提携を発表した。

出典:ハードロック・インターナショナル

フォーシーズンズ・ホテルをIRの中に設立

ハードロック・ジャパンは、「ハードロック・エクスペリエンス」という構想とともに、ハードロックならではの“音楽をDNAに”、子どもからシニアまで幅広い世代が楽しめるリゾートの開発を北海道で行うことを目指している。

「ハードロック・エクスペリエンス」は、日本の現代の文化を尊重し、同時にハードロックが将来的に日本に提供できる音楽、スポーツ、ホスピタリティ、エンターテインメントへのビジョンを示すもの。

ハードロック社のIRが日本および世界各地からのゲストを北海道に誘客すると同時に、苫小牧が道内各地および日本各地へのゲートウェイになることを目指し、ギターをイメージした外観の「ハードロックホテル」が象徴的なIR開発構想案を初めて発表した。

構想案においては、敷地内の宿泊施設の部屋数が合計1,500室、1万人を収容できるライブ会場「Hard Rock Live」、音楽やホスピタリティの育成・研修を目的としたミュージックスクール、大規模な会議を行うことの出来るMICE施設、一年を通じて室内でスノーアクティビティを楽しめる屋内施設「ウィンターワンダーランド」、ワールドクラスのショーが楽しめるブロードウェイシアター、アイヌ文化を紹介する「アイヌビレッジ」、高齢者にもやさしい国際ウェルネスセンター、広大なショッピングエリアなど、幅広い世代に多様な用途で楽しめる数々の施設を有している。

ハードロック社は、様々なパートナー企業と協働し、より充実したエンターテインメントを北海道に提供することを目指す。北海道IRショーケースで行われたプレスカンファレンスでは、ブロードウェイ・ショーを世界中で運営するエンターテインメント企業「ネダーランダー・ワールドワイド」と日本における独占契約を結び、苫小牧におけるIR実現の暁には日本国内で唯一本場のブロードウェイ・ショーを体験できる劇場の建設を計画中であることを発表した。

2008年からパートナーシップを結ぶメジャーリーグベースボール(MLB)の「ニューヨーク・ヤンキース」のコンテンツの北海道における展開や、有名アーティストを紹介する「Music Rock-n-Roll Hall of Fame」とのアジアのアーティストを称える施設の設立も目指す。

さらに、エンターテインメントに加え、重要視している宿泊施設については、「フォーシーズンズ・ホテルズ」との提携を発表。

北海道初となるラグジュアリーホテル「フォーシーズンズ・ホテル」をハードロックのIRの中に設立することを構想している。

また、既に海外のハードロック・カジノで最新顔認証技術を運用されている日本の電機メーカー「NEC」など、幅広い企業と協力していく。

ハードロック・インターナショナル会長ジム・アレン氏は次のようにコメントをした。

「ハードロック社の企業スローガンである”Love All – Serve All”は、50年近くに渡って私たちの活動の中心にあり続け、それによって、ハードロックは世界的に認知されているブランドのひとつというポジションを築くことができています。苫小牧におけるワールドクラスのエンターテインメントリゾートの開発を通じて、地域への経済的な貢献だけではなく、ひとつのゲートウェイとして、国内外の方に日本や北海道の豊かな文化遺産についてより知っていただくことができると信じています。日本ならびに北海道の皆様に、ハードロックファミリーをご紹介できる日を楽しみにしています。」

北海道苫小牧市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、苫小牧市には宿泊施設が27、部屋数にして1,786が提供されている。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

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