福岡を拠点に西日本エリアの宿泊施設を企画/運用するリクリエは現在、IoTやAI、最先端のIT技術を駆使した宿泊施設のシリーズ展開を進行。2018年8月を皮切りに、2020年まで50棟の新規オープンを予定。第3弾となる宿泊施設「グランドベース博多春吉」が12月1日に福岡市中央区に開業する。
IoT、スマートロック、電子チェックイン、大人数客室
IoT導入のスマートホテルである同ホテルは、訪日外国人やビジネスパーソンをターゲティングし、客室は高速無線Wi-Fi完備。
また、客室に設置した4ヶ国語対応タブレットでホテル利用案内や各種専用アプリと使う事で宿泊者のユーザーエクスペリエンスの向上に繋げる事が可能。
セキュリティに関してもITV監視システムで、リクリエ本社にて24時間監視が可能となっている。
スマートロックにより電子錠による暗唱番号での入室になる為、従来の鍵やカードキーといった紛失トラブルの解消した。尚、暗証番号は毎日自動で変更される。
電子チェックインシステムによる記帳業務もスマート化し、フロントでのチェックイン時に必要な記帳業務をタブレットで行う事で、宿泊者名簿の電子化を図る。
大人数が泊まれる客室として特にインバウンド層に人気の「大人数が同じ部屋に泊まることが出来る宿泊施設」の不足が福岡では著しいため、今回オープンする施設は各部屋それぞれ最大で3名、4名、5名4部屋、7名2部屋までの受け入れを可能としている。
<施設概要>
名称:GRAND BASE HAKATA HARUYOSHI(グランドベース博多春吉)
所在地:福岡市中央区春吉2丁目2番38号
アクセス:地下鉄七隈線「天神南駅」から徒歩9分
定員:41人
竣工:2018年11月
オープン:2018年12月1日(土)
構造規模:重量鉄骨造4階建
福岡市中央区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、福岡市中央区には宿泊施設が105、部屋数にして9,484が提供されており、新規開業予定は3施設、589部屋となっている。
同ホテルの半径1キロ圏内には宿泊施設が139、部屋数にして13,304が確認された。
同ホテルが開業するのは福岡市中央区の中でも博多区に隣接した場所であり、区をまたいで新規開業予定の施設も多く、同圏内に8施設、部屋数にして1,458が新たに供給される予定の激戦地での出店となる。
福岡市中央区の客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
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