株式会社アスコットジャパンは、サービスレジデンス(滞在型ホテル)「シタディーンなんば大阪」(313室)を2020年1月18日(土)に大阪・なんばにて開業する。同ホテルは有形文化財(建造物)の髙島屋東別館をリノベーションしたもの。大阪市浪速区ホテル展開状況と合わせてお送りする。
国の有形文化財を現代的サービスレジデンスにリノベ
「シタディーンなんば大阪」は、エンターテインメント・ショッピング・グルメが楽しめる大阪有数のターミナル駅であるなんば駅から徒歩10分に位置しており、アスコットが運営するサービスレジデンスとしては、初めて大阪にオープンする。
313室の客室の他、ジム、ミーティングルーム、レジデンスラウンジ、キッズルームなどの施設があり、キッチンや洗濯乾燥機が付いている部屋もある。ベッドにもこだわり、全客室に最高級マットレス・ベッドの「Sealy」を採用。
大阪への出張や家族での旅行、海外からの長期滞在者にも利用しやすい設備で、ビジネスにもレジャーにも便利な滞在型ホテル。
また、ホテル内には4つのレストランやショップが併設。イタリアンレストランや燻製専門店など、長期滞在中も様々な食事を楽しむことができる。
建物は、国の有形文化財としても登録されている髙島屋東別館(大阪市浪速区)を活用しており、髙島屋東別館の昭和初期の歴史ある雰囲気と、「シタディーン(citadines)」ブランドの魅力を生かしたサービスレジデンスとなる。
アールデコ装飾が華やかな印象の外観や1階の歴史ある装飾や石畳を残したままの特徴的なエントランスと天井の高いロビー、そして各客室は建物の特徴をそのまま生かしている。
部屋内には大きな窓や特徴的な柱等があり、歴史を身近に感じながらも木のぬくもりあるモダンなデザインの空間がくつろぎの時間を提供する。
客室:全313室、20~73㎡
全客室:ケトル・電子レンジ・冷蔵庫付き、バスルーム付き、Wi-fi完備
一部客室:キッチン付き、洗濯乾燥機付き、コネクティングルーム(23ペア)、クアッドルーム(4名一室、最大5名)、2ベッドルーム(4名一室、最大5名)
特徴的な設備:24時間対応レセプション、ジム(24時間)、キッズルーム(6:00-22:00)、ミーティングルーム(有料、予約制)、レジデンスラウンジ、コインランドリー(有料)
レストラン:レストラン&カフェ(有料にて朝食ビュッフェ提供)の他、料飲テナント2店舗
【同ホテル 概要】
所在地:大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目5−25
アクセス:南海電鉄と大阪メトロなんば駅まで徒歩約10分
客室数:313室
テナント数:4店舗
その他施設:ジム、ミーティングルーム、レジデンスラウンジ、キッズルーム他
総支配人: Kok Yeow YAP(コク ヨウ ヤップ)南海電鉄と大阪メトロなんば駅まで徒歩約10分
客室数:313室
テナント数:4店舗
その他施設:ジム、ミーティングルーム、レジデンスラウンジ、キッズルーム他
総支配人: Kok Yeow YAP(コク ヨウ ヤップ)
出典:高島屋
アスコットが世界展開する「シタディーン」ブランドは、サービスレジデンスとして短期・長期滞在共に適した客室を用意。「シタディーン」は、フランス語で「都市生活者」という意味を持っている。ヨーロッパを皮切りに世界で建築中のものを含み150以上の物件があり、ホテルの利便性とサービスレジデンスのプライベート感覚が融合した新しい滞在型ホテルを提供している。
大阪府大阪市浪速区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、大阪市浪速区には宿泊施設が173、部屋数にして8,286室が提供されている。
新規開業予定は18施設、部屋数にして2,575室が新たに供給される見込み。
新規開業予定マップは以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
また、アスコット社はミレニアル世代向けのコリビングホテルの新ブランド「lyf」(131室)を2020年秋、福岡に開業することを合わせて発表した。
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