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【取材】千葉観光の起点に 椿森の新ホテル「THE TSUBAKIMORI Hotel & Residence」誕生

拓匠開発グループは、千葉市中央区の千葉公園前に、同市初※をうたうブティックホテル「THE TSUBAKIMORI Hotel & Residence」が2026年5月7日に開業する。JR千葉駅から徒歩10分の立地に、客室26室とビストロ、バーを備え、成田空港や都内から訪れる旅行者の新たな滞在拠点を目指す。

館内は千葉公園の景観を取り込んだ設計とし、4階レセプションでは千葉都市モノレールを間近に望めるのが特徴だ。さらに、世界で活躍するアーティストによる音楽とアートを導入し、宿泊体験そのものに地域性と独自性を持たせる。通過点になりがちだった千葉に、観光の起点を生み出せるかが注目される。

本記事では、同ホテル開業の経緯やこだわりなどについて、 拓匠開発グループに取材した。

公式サイト:https://tsubakimori-hotel.com/

※ 株式会社拓匠開発 調べ(2026年4月9日(木)時点)

――― 千葉市初のブティックホテルとして開業するにあたり、一般的なホテルではなく“ブティックホテル”という形態を選ばれた背景や狙いについてお聞かせください。

▲「THE TSUBAKIMORI Hotel & Residence」外観

私たちがブティックホテルという形態を選んだのは、単なる宿泊施設をつくるのではなく、千葉という街の魅力や個性を、より深く感じていただける滞在体験を提供したいと考えたからです。

一般的なホテルは、利便性や機能性に優れる一方で、どうしてもどの街でも均質になりやすい側面があります。そうした中で私たちは、千葉市初のブティックホテルとして、その土地ならではの空気感や文化、街の営みを感じられる場所を目指しました。

――― 本ホテルを「千葉観光の“Hub”」「現代の宿場町」と位置づけていらっしゃいますが、どのような観光動線や地域回遊を生み出したいとお考えでしょうか。

▲千葉都市モノレールと視線が交わる4階レセプション

これまで、成田空港から都内へ向かう観光客の多くは、成田エクスプレスで千葉県を通過してしまう傾向にありました。

そこで、この地に「現代の宿場町」となる拠点をつくることで、一度足を止めて滞在していただき、ここを起点に千葉市内や県内各地を巡るような、新しい観光の流れを生み出したいと考えています。

通過点だった場所を、旅の“Hub”(中継地点)に変えていくことが、私たちの狙いです。

▲ペントハウスタイプの特別なスイートルーム
▲客室(スタンダード)
▲客室(スーペリア)

――― 千葉市の花「オオガハス」をイメージした配色や、4階レセプション、全室パークビューなど、空間づくりで特にこだわられた点や、そこに込めた思いを教えてください。

▲レセプションからの千葉公園の眺め

千葉の象徴である「オオガハス」のピンクとグリーンを基調としたデザインには、地域への愛着と敬意を込めています。

また、あえて4階にレセプションを設けたのは、世界的にも珍しい千葉都市モノレールが目の前を走る迫力ある景色と、千葉公園の豊かな緑を同時に体感していただくためです。

さらに、全室をパークビューにすることで、都市に近い立地でありながら自然の豊かさを感じていただける空間を実現しました。日々の疲れを癒やしながら、“非日常の中にある心地よい日常”を味わっていただきたいと考えています。

▲客室からのパークビュー

――― ビストロ「Call me Anne」やBar「西陽 -Seiyou-」、さらにサウンドスケープやアートの導入を通じて、宿泊者や地域の方にどのような“千葉ならではの滞在体験”を届けたいとお考えですか。

▲Call me Anne」内観(イメージ)
▲ディナー(イメージ)

オールデイビストロ「Call me Anne」やBar「西陽 -Seiyou-」では、ここでしか味わえないオリジナルクラフトビールや、地元の老舗和菓子店「菓匠 ささや」とのコラボレーション商品をご提供しています。そうした体験を通じて、この土地を五感で味わい、地域文化との接点を感じていただければと思っています。

▲Bar「西陽‑Seiyou‑」カウンター
▲老舗和菓子店「菓匠 ささや」コラボの大福

また、館内で流れるHIROSHI WATANABE氏による、自然と呼応するサウンドスケープや、お客様を迎えるBenny Brankovic氏のアートも、いずれも千葉公園からインスピレーションを受けたオリジナル作品です。

食、音、アートを通して、千葉ならではの空気や感性に触れていただける滞在体験をお届けしたいと考えています。

▲オリジナルアート

――― 最後に、このホテルを通じて、千葉にどのような新しい人の流れや魅力を生み出していきたいとお考えですか。

このホテルを起点に、千葉公園を中心としたエリア一帯が、地元の人と旅人が交差する活気ある場所へと成長していくことを願っています。

私たちは、千葉公園エリアを活性化していく一連のプロジェクトを「ネバーランド構想」と名付けています。この取り組みを通じて、千葉の新たな魅力を発信し、国内外の多くの方々に「訪れる価値のある街」として再発見していただくことで、地域経済と文化の活性化に貢献していきたいと考えています。

■施設概要

施設名称:THE TSUBAKIMORI Hotel & Residence
所在地:千葉市中央区椿森1丁目21番32号
構造:地上8階
客室数:26室(21㎡×20室、34㎡×5室、61㎡サウナ付×1室)
開業日:2026年5月7日(木)
アクセス:JR千葉駅 徒歩10分、千葉都市モノレール「千葉公園駅」至近
公式サイト:https://tsubakimori-hotel.com/
Instagram:https://www.instagram.com/the_tsubakimori_hotel/

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