アパホテル株式会社はホテル事業において、株式会社MIDとフランチャイズ契約を締結し、東京都八王子市の「セントラルホテル八王子」を「アパホテル〈八王子駅西〉」と改称し本日10月1日(月)に開業した。八王子市ホテル展開状況と合わせてお送りする。
出典:アパホテル〈八王子駅西〉
アパホテル〈八王子駅西〉
アパホテル〈八王子駅西〉は、JR中央本線「八王子」駅から徒歩9分、中央自動車道「八王子」ICから車で7分と新宿や横浜へ乗り換えなしでアクセスが可能。同エリアには世界一の登山客を誇る「高尾山」があり、ビジネスのみならずレジャー・観光需要に適している。株式会社MIDは2017年8月にアパホテル〈秋葉原駅電気街口〉(東京都千代田区・全117室)を開業し、今回2号店目となる。
開業を迎えるにあたり、アパホテルがコンセプトとする新都市型ホテルへのリニューアルを実施、全客室45型以上の液晶テレビ、快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud Fit(クラウドフィット)」、客室家具の更新、シーリングライトを導入すると共に、昨今の訪日外国人の増加や禁煙室需要の高まりから、禁煙フロアの増床を行った。
開業記念特別価格として、シングル通常料金12,000円(税サ込)~のところ6,800円(税サ込)~、ツイン通常料金20,000円(税サ込)~のところ8,800円(税サ込)~で提供する。
住所は、東京都八王子市上野町6-7
客室数:53室(シングル23室、ダブル20室、ツイン8室、トリプル(フォース対応可)2室)
八王子市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、東京都八王子市において宿泊施設は19、部屋数にして1,769が提供されている。
新規開業予定としては、同ホテルの他に、ココハウスの「(仮称)ホテル八王子新築工事」が2019年1月に100室ほどの中規模ホテルで開業する予定となっている。
部屋数規模トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同ホテルは、JR八王子駅前から徒歩9分とやや離れた場所に位置しており、同駅前近くの客室数2位の「マロドウイン八王子」(209室)や5位の「東横イン東京八王子駅北口」(154室)などのビジネスホテルが競合となる見込み。
アパホテルに改称しリニューアルしても立地は変更されないため、その分アパの強みとする液晶テレビやベッドなどの客室設備において競合店との争いで優位に立つことを狙う模様だ。
アパグループは、2015年4月にスタートした「SUMMIT 5-Ⅱ(第二次頂上戦略)」において、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、2020年3月末までにパートナーホテルを含むアパホテルネットワークとして10万室を目指しており、八王子への展開もその一環とみられる。
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