
Airbnb Japan株式会社は、米国時間2025年12月7日に発表された「2026 travel predictions revealed」をもとに、2026年の旅行トレンドを紹介した。Z世代の旅行者の間では、1〜2日間で海外の都市を訪れる短期旅行が人気を集めており、活動的に文化を体験する旅が好まれている。また、自然やアウトドアを楽しむ傾向が強まっており、アメリカの国立公園への関心は35%増加している。さらに、冬季オリンピックやコーチェラ、FIFAワールドカップなどの世界的なイベントを目的とした旅行も注目を集めており、日本でもF1日本グランプリや雪まつりなどイベント連動型の旅行がトレンドになっている。
Airbnbによると、Z世代の旅行者は限られた時間の中で最大限に冒険を楽しむ旅を志向している。短期旅行の人気都市には、ブエノスアイレス、釜山、ジョアンペソア、サムイ島、マラケシュ、メキシコシティ、中野などが挙げられる。これらの都市では、音楽やダンス、料理、アートなど多彩な文化体験ができることが魅力である。こうした短期旅行の拡大は、SNSを通じた情報発信や日常の延長としての“マイクロトラベル”の普及とも関連している。
一方、自然に還る旅への関心も高まっている。アメリカではグレートスモーキー山脈やヨセミテ国立公園など、建国250周年や公園の100周年を記念する動きも重なり、国立公園を訪れる旅行者が急増している。アメリカ国内では検索数が35%増加し、特に一人旅の需要が高いことが特徴である。また、ギリシャ・クレタ島やインド・ゴアなど、自然保護区や国立公園周辺の滞在先も人気を伸ばしている。
さらに、イベントを目的とした旅も顕著であり、カーニバルで知られるリオデジャネイロや、コーチェラの開催地インディオ、冬季オリンピック開催都市ミラノなどの検索数が大幅に増加している。日本でも、F1日本グランプリ開催に合わせた三重県鈴鹿や、さっぽろ雪まつり時期の札幌など、特定のイベントに合わせた旅行が注目を集めている。
そのほか、体験型のグルメ旅行やワインツーリズムも拡大しており、パン・お菓子作りや料理教室が人気を集めている。東京での和菓子作りやパリでのクロワッサン作り、リスボンでのチョコレートケーキ作りなどが好評で、世界中で「食」を中心とした体験需要が高まっている。Airbnbでは、こうした多様な旅のかたちを通じて、旅行者が地域文化や自然とより深くつながる体験を提供していくとしている。
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