サイトアイコン HotelBank (ホテルバンク)

Wi-Fiから喫煙所まで:「GOOD LUCK TRIP」調査が示す日本旅行の改善ポイント

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社である株式会社 地球の歩き方が運営する訪日外国人向け旅行情報サイト「GOOD LUCK TRIP(好運日本行)」は、2023年6月に「訪日外国人が日本旅行中に困ったこと」の上位3項目に関する調査を実施し、その結果を2024年1月26日に発表した。調査対象は、「GOOD LUCK TRIP」を訪れた訪日旅行経験者で、10代から60代以上の男女946人が回答した。

(画像出典:GOOD LUCK TRIP(好運日本行)

調査は、海外に住む10代から60代以上の訪日経験者を対象に、2023年12月13日から25日にかけてインターネットで行われた。回答者は946人で、英語圏、韓国語圏、簡体字圏、繫体字圏からの参加者が含まれている。

前回の調査で「Wi-Fi環境」が最も困ったことの第1位となり、次いで「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」が第2位、喫煙者を対象にした調査では「喫煙できる場所の少なさ・わかりにくさ」が最も困ったこととして挙げられた。これらの結果を受け、今回の調査ではこれらの問題点に対する改善策を訪日外国人の視点から探求した。

◆Wi-Fi環境の改善について


Wi-Fi環境の改善策として、無料Wi-Fiスポットの増設が求められている。訪日外国人は特に「宿泊施設内(ホテル、旅館など)」でのWi-Fi環境の整備を望んでおり、96.2%がこの点を指摘した。次いで「移動時に利用する施設内(駅、空港など)」(71.0%)、そして「乗り物内(電車、バスなど)」(61.6%)が続いた。

◆コミュニケーションの問題について


「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」という問題に対して、翻訳ツールのみでは不十分である可能性が示唆された。調査結果では、「翻訳ツールだけで十分」との回答は30.4%に留まり、多言語対応できるスタッフの必要性が強調された。

◆喫煙場所に関する問題



喫煙場所の不足と分かりにくさに対する解決策として、喫煙場所の増設と分かりやすい表示が求められている。特に「宿泊施設内」での喫煙場所の増設が96.2%の支持を得た。また、「駅の周辺や公園などの屋外公共スペース」(91.5%)、「飲食施設内」(85.3%)、「買い物施設内」(84.8%)、「移動時に利用する施設内」(76.2%)も重要視された。喫煙場所の表示に関しては、「母国語で書かれた看板や案内図の設置」(71.8%)、「母国語でのウェブサイト設置」(62.8%)が求められた。

前回の調査結果を踏まえ、今回の調査では訪日外国人が求める改善点が明らかになった。無料Wi-Fiスポットの増設、多言語対応スタッフの配置、喫煙場所の増設と分かりやすい表示が、今後の日本旅行の快適性向上に向けた重要なポイントであることが示唆されている。これらの結果は、民間企業や国、自治体が日本旅行の改善策を検討する際の参考となることが期待される。

モバイルバージョンを終了