観光庁は、11月8日(木)、三重県鳥羽市で「第8回日越観光協力委員会」を開催。2020年までに日越両国の相互交流人口を150万人に拡大することを目指して、今後の日越協力関係の強化等について議論し、アクションプランの作成、合意を目指す。鳥羽市ホテル展開、MICE情報と合わせてお送りする。
日越両国の相互交流人口を150万人に
同委員会は、日越両国が観光振興の分野における協力を推進するため、両国観光当局間の次長・審議官クラスを団長として、2005年以降、概ね2年に1度、日越交互に開催しているもの。
今年は、日越外交関係樹立45周年ということを踏まえ、2020年までに日越両国の相互交流人口を150万人に拡大することを目標としたアクションプランを作成し、合意を目指す。
日時:11月8日(木)15:30~18:00
場所:鳥羽国際ホテル(三重県鳥羽市鳥羽1-23-1)
出席者:
(日本側)35名程度
観光庁 髙科淳 審議官、日本政府観光局 小堀守 理事、
一般社団法人日本旅行業協会 志村格 理事長、
三重県 河口瑞子 観光局長 他
(ベトナム側)10名程度
ベトナム政府観光総局 ハー・ヴァン・シィウ副長官、
ベトナム旅行協会 グエン・ティイ・ゴック・ラン副会長 他
観光庁主催の歓迎レセプションには、三重県 鈴木英敬 知事、鳥羽市 中村欣一郎 市長が出席予定。
三重県鳥羽市ホテル展開、MICE競合情報
開催地となる三重県鳥羽市にはメトロエンジンリサーチによると、宿泊施設が197、部屋数にして3,560が提供されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
開催会場となる「鳥羽国際ホテル」(80室)は8位にランクインした。同市では同ホテルの他にも206室で2位となった「鳥羽シーサイドホテル」においても、温泉MICEとして開催の誘致が行われている。
また、80室で同8位の「タラサ志摩ホテル&リゾート」は大江戸温泉が取得し、大規模な修繕によるリニューアル開業が2019年春に予定されており、会議やセミナーなどの開催場としても期待される。
さらに、同市の近隣には、2016年5月に開催された伊勢志摩サミットの開催地である伊勢市があり、会場となった都ホテルズの「志摩観光ホテル ザクラシック」(114室)などが展開しており、多くの競合が展開するMICE誘致激戦地となっている。
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