株式会社キュリネスの連載企画第二弾。今回は、「QRHOTEL」から登場した新機能「ハイヤーセルフ予約サービス」についてご紹介する。
キュリネスは、同社が手掛ける「QRHOTEL」にて、東京都内のハイヤーを直接予約できる新機能を追加した。「ハイヤーセルフ予約サービス」はWeChatをベースにした機能となっており、中華圏観光客向けの画期的なサービスだ。
「QRHOTEL」とは、接客DXとして2023年9月よりリリースした、インバウンド向けセルフコンシェルジュサービス。宿泊ゲストは自身のスマートフォンからQRコードを読み込むだけで、専用のアプリをダウンロードすることなく充実したサービスを利用できる。中華圏や英語圏向けの音声通訳をはじめ、館内案内、Wi-Fi接続、ルームサービス、ホテルのECサービス、近隣の飲食店情報などを提供している。
今回のアップデートにより、ゲストが直面する外出シーンでの不安はもちろん、ホテルの現場業務の負担軽減も実現できる。
ハイヤー予約フローのイメージ
ハイヤーセルフ予約サービスのメリット
1. 外国人観光客が自分で予約できるフレンドリーで安心・便利なパーソナライズ型のハイヤー予約支援サービス
外国⼈観光客にとって、異国の⽇本でタクシーを⼿配し、⽬的地や⽀払⽅法を正確に伝えることは簡単ではない。
ハイヤーセルフ予約は、WeChatベースであるQRHOTELの利便性そのままに使えるのが大きな特徴となっているという。
加えてWeChat Payでの決済も可能で、インバウンドの主力である中華圏観光客にとっては、まさにフレンドリーな操作環境と、安心で便利な決済を兼ね備えたサービスと言える。
2. オーバーツーリズムに悩むホテルスタッフの接客業務を効率化
宿泊施設にとって、外国⼈観光客からの配⾞予約の代⾏依頼は、自社の収益にはなりにくい上に、手間のかかる業務だった。QRHOTELを接点に観光客がハイヤーを自分で予約できれば、煩雑で神経を使う配車予約は不要となり、接客業務の効率化に貢献することが可能となる。
今後の展開予定
■展開スケジュール
・サービススタート:QRHOTEL導⼊済みの都内ホテルからサービスイン
・2024年度:関西・中京エリア等、全国主要都市へサービス拡大
・英語・その他オールインバウンド対応の機能追加
当面は、中華圏観光客と、東京都内のQRHOTEL導入施設に限定しサービスインするものの、お客様の利⽤状況に応じながら、順次サービス範囲の拡⼤を予定していくとのこと。
QRHOTELに関して
基本のプランは、月額1万円〜利用可能。
<料金体系>
・初期導入費用:10万円
・月額費用:200円/室
・オプション料(EC機能・カスタマイズ等):別途お問い合わせ
お問い合せはこちらから。
▶QRHOTELサイトページ:https://www.qriness.co.jp/qrseries.html
下記からも直接問い合わせ可能だ。
・電話:03-6809-3235
・メールアドレス:service@qriness.co.jp