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ジェットスター、エアバス A321LR の導入を決定

ジェットスター・ジャパン株式会社は11月27日、エアバス社製 A321LR 3 機を2020年から順次導入することを発表した。ジェットスター・ジャパンは既存の国内線、国際線に A321LR を導入することで、提供座席数を効果的に増やし、次の成長フェーズに入る。

航続距離の延長で成長が続く中距離国際線の運航も視野に

ジェットスターは、好需要が続く既存の国内線、国際線に A321LR を導入することで、提供座席数を効果的に増やす。

また、航続距離の延長を受けて、成長を続ける東南アジアをはじめとした中距離国際線の運航も視野に入れて検討する。

また、将来的な機材と路線網の拡充を見据え、東京(成田)・ 大阪(関西)・名古屋(中部)に続く第四の国内拠点の開設も検討する。

A321LR は、現行の A320ceo に比べて座席数が増え、航続距離も延びる。新型エンジンを搭載するため燃費20%の削減に加え、二酸化炭素排出量も1機当たり年間 3,600トン削減できるほか、静粛性はCAEP/6 基準を 50%下回る。

ジェットスター・ジャパンは 2012年の就航開始より国内の路線網を拡充し、LCC として国内線最大シェアを擁しており、2016年6月期(2015年7月~2016年6月)から 3 年連続で黒字を計上し、成田・関西・中部の拠点空港から現在 24機により国内路線を 19路線、国際線を 9路線運航。今年の 12月19日に成田(東京)/大阪(関西)=高知、2019年3月30日には東京(成田)=宮古(下地島)路線の就航を予定するなど、国内路線を引き続き拡充し、LCC 最大の国内線シェアを維持できるよう努める。

ジェットスター・ジャパン代表取締役社長の片岡 優 氏は、次のように述べた。

「就航から今日までジェットスター・ジャパンが成長できたのも、関係各所の皆さまのご支援のおかげと感謝申し上げます。このたび、エアバス A321LR を導入機材として選定しましたが、この機種こそがジェットスター・ジャパンの成長に相応しいと判断しました。A321 の導入は、当社の成長の証であり、より多くのお客様に低運賃で空の旅を提供することへのコミットメントを示すものです。

3 機の A321LR の導入により、好調な既存路線において提供座席数を増やすことができる上に、 特に東南アジアへのリゾート路線など、新たな市場を開拓できる可能性が広がります。 国内の旅行者や訪日観光客がともに急増するなか、地方自治体や空港との関係を構築・強化し、 地域経済のますますの発展に貢献する一翼を担う存在でありたいと考えます」

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