
アロマディフューザーのレンタルサービス「お届けFUWARI」を展開する株式会社トップノートは、1年以内に旅行やレジャー目的で宿泊施設を利用した全国の20代から60代の男女592名を対象に、「宿泊施設における香りに関するアンケート調査」を実施した。その結果、宿泊予約サイトの口コミに記載された「ニオイ」に関する情報が、予約判断に影響すると回答した人は85.5%にのぼった。「非常に影響する」が33.4%、「やや影響する」が52.1%であり、香りが宿選びの重要な基準となっている実態が明らかになった。
本調査は、インバウンド需要の回復や国内旅行の活性化により競争が激化する宿泊業界において、目に見えない要素が顧客体験に与える影響を定量的に把握する目的で実施された。到着時の第一印象について尋ねた設問では、期待感が高まる要素として「インテリア」が28.0%で最も高かったが、僅差で「香りによる演出」が27.4%となり、「照明」(19.6%)や「BGM」(10.8%)を上回った。嗅覚へのアプローチが非日常感の演出に有効であることが示された。
また、「ロビーや客室が良い香りで満たされていて好印象を持った経験がある」と回答した人は70.3%であった。そのうち87.7%が「香りが宿泊施設全体の印象に影響する」と回答しており、香りの管理が施設評価全体に波及することが分かる。良い香りがすると好感度が上がる場所は「ロビー・エントランス」が55.1%で最多となり、次いで「館内トイレ」が41.6%であった。求められる香りの種類は「清潔感を感じさせる香り」が33.3%、「天然アロマの自然な香り」が28.2%で、自然で心地よい空間づくりへの志向がうかがえる。
株式会社トップノートは、こうした結果を踏まえ、業務用アロマディフューザーのサブスクリプションサービス「お届けFUWARI PRO」を提案している。対応面積は20坪で、月額8,250円(税込)のAプランと9,990円(税込)のBプランを用意し、初期費用は3,300円である。2026年2月17日から20日に東京ビッグサイトで開催される国際ホテル・レストランショー2026への出展も予定している。調査は2026年2月2日から3日にかけて、株式会社ジャストシステムの「Fastask」を用いたインターネット調査として実施された。