株式会社日本旅行は、2024年1月にグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会（Global Sustainable Tourism Council、以下GSTC）への加盟を果たした。これは、サステナブルツーリズムの国際基準の制定・管理を行う同協議会が設立された2007年以来、続く持続可能な観光推進のグローバルスタンダードであるGSTCクライテリア（基準）に則った活動を支持するものである。
1905年創業の日本旅行は、日本における最も歴史のある旅行会社の一つとして、時代ごとのニーズに応じたサービス提供とともに、魅力的な旅の創出と温かなサービスの提供に努めてきた。企業理念とビジョンの実現を目指し、「人」「風景」「文化」を重視した取り組みを進めており、SDGs達成への貢献も視野に入れている。
加盟により、日本旅行はGSTC基準を踏まえ、日本の観光業界におけるサステナブルツーリズムの推進と発展に向けて、地域や観光事業者と共に取り組むことを強化していく。カーボンオフセットに繋がる旅行商品の企画・販売、SDGsに取り組む企業との共創プログラムの展開、教材開発など、様々な活動を通じて社会全体の未来に貢献する姿勢を示している。
GSTCについては、持続可能な観光のグローバルスタンダードであるGSTCクライテリアの管理や持続可能な観光分野の人材育成を目的とする教育プログラムの普及活動など、持続可能な観光推進のための多岐にわたる取り組みを行っている国際非営利団体である。これらの活動は、持続可能な観光の認証機関への国際的な認定に用いられるほか、世界各地の持続可能な観光地のガイドラインとしても活用されている。
株式会社日本旅行は、GSTC加盟を通じて、サステナブルな社会への貢献と、お客様、サプライヤー、社員と共に地球環境を含めた社会全体の未来への貢献を目指していく。