訪日外国人向けの旅行情報サイト「地球の歩き方 GOOD LUCK TRIP」は、2023年の夏休みに訪日を予定している外国人旅行者417名を対象に、夏休みの取得と訪れたい地域についてオンラインアンケート調査を行った。
調査の結果、夏休みの時期については、7月と8月を選ぶ人と9月を選ぶ人がほぼ半々であったこと、そして夏休みの平均取得日数は8.3日であることが明らかになった。
訪れたい地域として、東京がトップで、続く大阪とは約2倍の差があった。京都、北海道、横浜がそれぞれ3位、4位、5位となった。これらの地域はアクセスが良好で、外国からの観光客にとって魅力的であることが示唆される。
東京に行きたい理由としては「久しぶりだから」という回答が最も多かった。これは、政府が外国人旅行者の受け入れを再開してから初の夏休みであるため、多くの人が数年ぶりの日本訪問を予定していることが背景にあると考えられる。一方、大阪を訪れる主な理由として「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くため」という回答が最も多かった。3位の京都は美しい街並みや歴史的な寺院、神社を訪れるためという回答が多く、4位の北海道は避暑や大自然を楽しむためという回答が目立った。
この調査から、外国人旅行者が日本を訪れる動機や地域ごとの魅力が異なり、四季に応じた旅行の動機もあり、リピーターを生む可能性が高いことが示唆された。