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2018年2月、京都市外国人客宿泊状況調査ー伸び率トップは中東のあの国

京都市において、2018年2月の前年前月比の国地域別の伸び率のトップ3は、3位スウェーデン、2位インド、トップはなんと372.4%でダントツ増の中東のあの国だった。

(公社)京都市観光協会と(公財)京都文化交流コンベンションビューローの京都市外国人宿泊状況調査(2018年2月)がこのほど発表された。

本調査は、京都市の主なホテル(37施設9183室(京都市内の客室数の約4割))を対象として行われたサンプル調査で、その他のホテル、旅館や簡易宿所、民泊などは対象外で行われた。

京都市、国・地域別宿泊者数(2018年2月)

出典:京都市外国人宿泊状況調査(2018年2月)

上記のグラフの通り、本年は2月に春節が重なったこともあり、中国からの訪京客が約4割を占め、前年は春節が1月だったこともあり、前年同月比44.7%増の33,805人(実数)と大幅に増加し、構成比でも前年同月比4.9%増となった。
台湾からの訪京も、前年同月比25.2%増で、21,526人となった。ただし、構成比では前年同月比(25.3%)から0.3%の減少で、2年連続の減少となった。
日本人を含む客室稼働率は、前年同月比 2.7 %増の 85.5%となり、客室収益指数(RevPAR)も前年同月から 15.1%伸長した。
外国人利用割合は、前年同月の32.5%から6.5%増の39%となり、訪京外国人が客室稼働率、RevPARの改善を大きく後押しした。

伸び率トップは、カタール
国・地域別の伸率では、3位スウェーデン 198人(49.8%)、2位インド 213人(64.2%)を大幅に上回って、カタールが前年同月比、372.4%の大幅増となった。人数は50人と微々たる数字ながら、本年4 月1日 から日本航空がカタール航空とのコードシェアを拡大しており、日本(羽田、成田)と首都のドーハをつなぐ路線の利用が進むことで、今後カタールからの来訪が更に増えることが期待される。

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