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訪日外国人向けAIコンシェルジュが成田空港などインバウンド施設で活躍

株式会社ビースポークは、4月16日より、訪日外国人向けAI(人工知能)チャットコンシェルジュ「Bebot」を通じて、空港を利用する訪日外国人向けに、成田空港が運営するトランジットツアーの案内を開始した。宿泊施設を含めたインバウンド関連施設で利用が拡大している。

訪日外国人向けコンシェルジュAI「Bebot」
「Bebot」は、2016年に世界で初めて訪日外国人向けコンシェルジュ業務を、AI(人工知能)で対応を可能にしたスマートフォン用チャットボットサービス。「ガイドブックを超える体験」をコンセプトに、 世界トップレベルの開発者や研究者により開発された。
「Bebot」は施設に関する細かな問合せ、周辺の観光スポットなど、外国人ゲストの質問やリクエストに対して、人間のスタッフに代わり、英語及び中国語で24時間365日リアルタイムに対応することが可能。
窓口業務を人工知能で自動化することにより、訪日客の満足度や利用施設の生産性の向上につなげることが可能となる。

成田空港での案内がトランジットにも拡大
「Bebot」は、これまで、羽田空港のレンタカー向けサービスとして本年1月に、JR東京駅でも本年3月から導入されており、交通機関での用途が広がっている。成田空港では昨年11月から導入が開始されている。
ビースポークの発表によるとさらに今月16日より、成田空港で、到着・乗り継ぎ待ち外国人客向けに、スマートフォンのチャットを通じて、トランジットツアー「Narita Transit & Stay Program」の案内を開始した。これにより、これまでの空港内の施設やサービスに関する情報に加えて、空港での待ち時間を活用できるトランジットツアーの情報を入手することが可能となった。

拡大するインバウンド関連施設での活用
宿泊施設への導入についても、言語が通じないことで発生するクレームの激減や単純な問い合わせ対応自動化によるフロント業務の軽減、宿泊者の満足度向上&口コミ投稿率上昇など様々なメリットがあり、ソフィテルホテルや、ホリデイ・イン、グランベルホテル、アラマンダ青山などの国内外の宿泊施設でも導入され始めており、今後宿泊施設でのさらなる利用拡大も予想される。

訪日客の増大とAIソリューションの進化により、インバウンド分野でのAIの用途が拡大していきそうだ。

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