観光庁による主要旅行業者の旅行取扱状況速報によると、2019年6月の主要旅行業者の総取扱額は前年同月比で2.6%減少した。訪日外国人旅行の総取扱額が欧米豪を中心に前年同月比で7.0%増となったものの、日本人の海外旅行や国内旅行がゴールデンウィーク10連休の反動もあり低迷した。
出典:観光庁
海外旅行の総取扱額は前年同月比3.1%減となった。ゴールデンウィーク10連休の反動や台湾の航空会社によるストライキの影響等があった。
また、国内旅行の総取扱額についても同2.9%減少となった。
他方で、訪日外国人旅行の総取扱額は欧米豪を中心に好調であり、同7.0%増と前年同月と比べ増加した。
旅行会社別では、旅工房が海外旅行を中心に伸びて、同18.6%増と伸長したほか、トヨタツーリストインターナショナルも海外旅行が伸びて、同26.9%増と躍進した。
今年の夏季は日韓関係の悪化や香港の騒乱などにより海外旅行の低迷が懸念される。
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