観光庁は本日7月31日に、宿泊旅行統計調査の5月・第2次速報、6月・第1次速報を発表した。5月の延べ宿泊者数(全体)は、4,732万人泊で、前年同月比+6.5%であった。また、6月の延べ宿泊者数(全体)は4,185万人泊で、前年同月比+1.1%であった。
6月日本人宿泊者微減も、外国人宿泊者が上回る伸び
出典:宿泊旅行統計調査
同調査によると、日本人延べ宿泊者数は、5月は前年同月比+5.6%の3,870万人泊で、5月としては調査開始以来の最高値。また、6月は前年同月比-1.0%の3,325万人泊となった。
外国人延べ宿泊者数は、5月は862万人泊で、前年同月比+10.4%であり5月としては調査開始以来の最高値。また、6月は前年同月比+10.0%で4,185万人泊となった。
5月平均客室稼働率は62.8%、6月60.3%
5月の客室稼働率は全体で62.8%であった。また、6月は全体で60.3%となった。各カテゴリーで5月6月共に前年同月比で大きな変動は見られなかった。
出典:宿泊旅行統計調査
トップは大阪で唯一の80%超え、広島と埼玉が伸長
また、5月の客室稼働率の都道府県別数値では大阪府が80.9%でトップとなり、東京都が78.1%で2位となった。3位には広島県が73.8%で入り、4位は千葉県が72.2%、5位に京都府が71.6%となった。広島県は前年同月比+5.3%と伸長した。
6位は福岡県が71.3%、7位に埼玉県が70.9%となった。埼玉県は前年同月比+6.7%と躍進した。
カテゴリー別ではビジネスホテルで岡山県が83.3%で首位となり、リゾートホテルは千葉県が83.9%でトップとなった。シティホテルは広島県が88.2%で1位、簡易宿所は大阪府が67.1%でトップとなった。
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