広島県における新規ホテル開業状況を各市の新規ホテル客室数/施設数につきランキング形式にて増加率とともにお送りする。また、広島市内の新開業予定について区別の開業情報を合わせてお伝えする。
広島市が7割強占める、福山市、廿日市市、三原市が続く
メトロエンジンリサーチによると、2019年9月現在の広島県内の新規開業予定は3,912室/22施設、既存の客室数からは12.9%の増加を見込んでいる。
広島県の新規開業予定マップは以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
トップは西部の広島市で、同市内では新規開業予定が2,974室/16施設が新たに供給される見込みで、既存の客室数からは17.8%の増加が見込まれている。客室数で県内の新規開業の7割強を占めた。
広島市の新規開業予定マップは以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
上記のマップの通り、同市内でも中区に新規開業予定が集中しており、1,469室/10施設が開業を予定、既存の客室数から14.8%の増加見込み。
また、隣接する南区でも1,135室/4施設が新たに開業する予定で、同26.0%の増加を見込んでおり、増加率では中区を上回った。
2位は東部の福山市で465室/3施設が新規開業を予定しており、同11.9%の増加を見込む。
3位は広島市の西に隣接する廿日市市で新規開業予定は266室/2施設となり、同17.2%の増加を見込む。
ほかに、中部の三原市でも「ホテルルートイン三原駅前」が207室で開業を予定する。
いずれも広島県内の瀬戸内海側の沿岸部での開業予定となった。
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