FURUEL株式会社が企画運営する体験型民泊「CYCLESTAY」が大阪市のJR環状線 京橋駅周辺に、2019年2月1日にオープンする。
出典:FURUEL
空き家リノベ、体験型民泊、大阪から沖縄・海外展開も
従来の民泊の機能である「泊まる」だけでなく「体験する」ことができるのがCYCLESTAYの特徴。
民泊利用者専用のクロスバイクを5台用意されており、クロスバイクで大阪各地の観光スポットやサイクリングロードを巡ることができる。
また、CYCLESTAYは建て替えが困難な空き家をリノベーションし、民泊施設として活用することで、空き家問題解決にも貢献する。
東京オリンピックを控える2020年、訪日観光客数は4000万人を超えると予想されている。また2025年に大阪万博の開催が決まり、宿泊施設の需要が高まる中、民泊は客席不足解消の一手として期待されている。
2019年1月現在、大阪市内での民泊届出数は10,000施設を超え、今後も施設数は増えていくと予想されている。
ただ単に宿泊できる施設を増やすだけではなく、訪日外国人や各地から大阪を訪れた方に「日本っていいな。大阪っていいな。」と思ってもらえるような体験を提供したい、そうしたら、きっともっと多くの人が日本のことを好きになってくれるのではないか、そのような想いから、〈泊まる×体験する〉民泊施設を企画したという。
今後の展望として、同社はもっと多くの人に様々な日本の良さを伝えるため、日本の食生活を体験する施設((仮称)GOEMON)や、くつろぎをテーマにした施設((仮称)CHILL HOUSE)の企画が進行しており、両施設は2019年4月頃のオープンを目指している。
今後も新たなコンセプトを持った施設を展開していきながら、大阪のみならず、沖縄や海外への進出も視野に入れているという。
【CYCLESTAY 概要】
所在地:大阪市都島区都島中通3丁目1-15
開業日:2019年2月1日
大阪市都島区宿泊施設展開状況
メトロエンジンリサーチによると、大阪市都島区には宿泊施設が33、部屋数にして762が提供されている。
同区では、「東横イン大阪桜ノ宮駅西口」が2019年3月に179室で開業を予定している。
民泊施設としては82室の提供が確認された。
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