Carstay株式会社は、三井住友海上火災保険株式会社が提供する車中泊旅行者向けの「個人賠償責任保険」および車中泊事業者向けの「施設所有(管理)者賠償責任保険」に包括的に加入し、車中泊旅行者や車中泊事業者の万が一の事故に備えたサービスを開始する。
安心して車中泊可能な場所を貸出できる環境整備
同保険への加入により、2019年1月にリリース予定のシェアリングサービス「Carstay(カーステイ)」にて、ホスト登録して駐車場や空き地を提供する事業者と、ゲスト登録して車中泊をする旅行者の双方に対し、より安心・安全にサービスを利用してもらうことが出来る。
ホスト側としては、提供する駐車場の管理不備によりゲストを怪我させてしまう、駐車場での騒音被害によりホストが訴えられてしまうなどのトラブルに備えられる。
また、ゲスト側としては、駐車場にいる人を怪我させてしまう、駐車場にある物を壊してしまうなどのトラブルに備えられる。
なお、個人賠償責任保険については、三井住友海上とオーダーメイドで専用保険を開発した。同保険には示談交渉サービスがセットされているので、ゲストが万一のトラブルを起こした場合も安心。また包括的保険への加入に合わせて、2019年1月15日までの期間限定で初期登録キャンペーンを実施する。
近年、アウトドアレジャーの人気の高まりにより、車中泊人口は増加。
一方、道の駅や無料キャンプ場での車中泊・テント泊による、騒音やゴミ等の問題は社会問題化しており、早急な対策が求められている。
そこで、同社は「Carstay(カーステイ)」により、車中泊自体をサービスとすることで、一定のルールを明確化した上で、快適に車中泊をしたい旅行者と空き地を貸出するホストのマッチングを図りたいと考えた。
しかしながら、民泊同様に、第三者の宿泊行為を許可することは、ホストにとって施設への被害や、利用者同士のトラブル、地域住民への騒音迷惑等のリスクが残存することになる。
そこで、そのようなホストの不安を払拭するため、同社が包括的な保険に加入することで、利用者に保険料の負担をかけることなく、安心して駐車場を貸出・利用できるように、手厚いサポート体制を整えた。
【合わせて読みたい】
ランドローバー、旅するアウトドアホテル「The Caravan」
お台場キャンピングカーフェア2018、10月20−21日開催