プリンスホテルは、2020年2月17日(月)にグランドプリンスホテル高輪にて第30回プリンスホテル料理コンクール決勝大会を開催。今年のテーマを「お祝いメニュー」とし、ホテルで結婚式を挙げる新郎新婦や、祝いの食事をする家族に向けたメニューを考案した。
軽井沢プリンスが3部門を制す、製菓など女性の活躍も
「プリンスホテル料理コンクール」は1989年に「洋食料理コンクール」として開始し、その後日本料理、中国料理、製菓、製パン部門が加わり、今回で30回目を迎えた。数多くのホテルが料理コンクールを開催する中でも国内で最も歴史ある大会の一つであり、東日本大震災の影響を受けて中止となった2012年をのぞき毎年開催されている。
社内で受け継がれてきた高い調理技術を生かしながら、各時代の料理人が新たな発想でメニューを考案し、優勝したメニューは全国のホテルで販売。このコンクールを通じてプリンスホテルの調理技術は飛躍的に向上し、昨今では社外コンクールでも数々の入賞者を輩出しているという。
今回のコンクールには、国内26施設から288名が参加し、予選、準決勝を勝ち抜いた40名(各部門8名)が決勝大会で腕を競い合った。
入賞者一覧:
各部門優勝者:
(左端、小山 正彦 プリンスホテル代表取締役社長、右端、後藤 高志 西武ホールディングス代表取締役社長)
今回のコンクールは、例年の若手や中堅中心ではなく、婚礼をテーマとしたこともあり、比較的ベテランの経験ある料理人も多く参加し技を競い合う極めてハイレベルな競争となった。
結果、5部門のうち、西洋料理、製菓、製パン部門の3部門を軽井沢プリンスホテルが制した。また、製菓部門は優秀賞者、準優勝者が女性となるなど女性の活躍も目立った。
各部門優勝作品:
西洋料理
日本料理
中国料理
製菓
製パン
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