新型コロナウイルスの感染状況が「ステージⅣ」に引き上げられた長崎県は、観光事業支援策として行っている「ふるさとで“心呼吸”の旅 第２弾」の宿泊補助を8月10日から9月10日まで新規・既存ふくめ全面的に停止すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大は九州地方にまで広がっている。長崎県は8月6日、県内の感染状況を最大レベルである「ステージⅣ」にまで引き上げた。
それに伴い、宿泊割引事業「ふるさとで“心呼吸”の旅 第２弾」も7日から新規予約を停止し、10日からは既存予約もふくめて停止となった。停止期間は9月10日までを予定している。
停止期間中の予約については、「8月20日」までに宿泊施設にキャンセルを申し込むことで、県からキャンセル料が還付される。キャンセル料の請求方法については、支払い後に事務局に請求する方法と、宿泊施設に請求手続きを委任してもらう方法がある。どちらも8月20日までにキャンセルした上で、前者は9月15日までに事務局に、後者は8月31日までに宿泊施設に、それぞれ必要書類を提出する。
「ふるさとで“心呼吸”の旅 第２弾」事業では、旅行代金の半額が1人1泊あたり5,000円を上限に割引される。さらに政府の地域観光事業支援を活用し、県内の土産物店や飲食店で使用できる地域限定クーポン2,000円分が配布されていた。
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