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愛知 ラグーナテンボス運営の3施設が閉鎖へ コロナ禍で業績落ち込み

株式会社ラグーナテンボスが運営する、蒲郡市の「タルゴラグーナ」、「ホテルラグーナヒル」、「ラグーナの湯」の3施設が、2021年3月31日(水)をもって営業を終了することが明らかになった。

当社のホームページによると、2020年12月7日(月)に開催された臨時取締役会において、主力4事業のうちの一つであるタラソテラピー事業からの撤退が決まった。

ラグーナテンボスは、三河湾に面した愛知県蒲郡市にあるリゾート施設。アトラクションやプールを楽しめるテーマパークや、ショッピングモール、レストラン、ホテル、温泉などを擁し、幅広い世代に利用されている。

出典:ホテルラグーナヒル

これらの施設は、以前は「ラグーナ蒲郡(ラグーナがまごおり)」として第3セクター・蒲郡海洋開発が運営していた。2014年に経営を引き受けたHISは、施設運営のために子会社、ラグーナテンボスを設立。同時に施設名称をラグーナテンボスへと変更。ハウステンボスの姉妹施設として人気を集めてきた。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による客数の減少で経営が悪化し、事業の継続は困難と判断。

当該施設の土地・建物は名証1部上場のリゾートトラスト(本社・名古屋)に売却することが決まっている。リゾートトラストは今後、施設を取り壊し、温泉を使用したリゾートホテルの建設も視野に検討するとしている。

ラグーナテンボス:「タルゴ ラグーナ」「ホテル ラグーナヒル」「ラグーナの湯」閉館のお知らせ

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