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別府温泉がおもてなしPR動画16タイプを公開 「もうウズウズの限界っちゃっ!」

大分県・別府温泉が、秋・冬の別府温泉観光を促進するキャンペーン「別府温泉 おもてなし再開」を9月23日(水)にスタートさせた。観光業が約9割を占めている別府市では、感染対策の徹底をアピールして観光客を呼び込みたい考え。

出典:「別府温泉 おもてなし再開」キャンペーン

別府市では、ことしのお盆に市内に宿泊した人の数は前年比で4割減となるなど、新型コロナウイルスの影響で観光業が大きな打撃を受けている。市によると、毎年約900万人が訪れる別府では働く市民の90%が観光に関わっているという。

この状況でできること、別府温泉の思いをアピール

「別府温泉 おもてなし再開」の特設ウェブサイトでは、全16タイプのPR動画を公開。長野恭紘市長をはじめ、観光施設のスタッフや市民らが出演し、それぞれが別府らしさを交えたユーモアで、コロナ状況下での感染対策やおもてなしの気持ちを伝えている。老舗リゾートホテルの温泉で撮影された動画では、女性客たちが温泉に浸かりながら「ソーシャルディスタン湯~」と叫び、安心して温泉を楽しめることをアピール。また、アミューズメントパークのアヒルに検温したり、「3密」にかけて3種類の蜜がかかった新商品の「3蜜だんご」の紹介したりとどれも目を惹きつける内容となっている。

この逆境をチャンスに変える

当キャンペーンで市を挙げて「おもてなし」を強化することで、コロナ後のリピーター客増加につなげたい狙いがある。長野市長は「お客様の数を増やすというよりも、別府温泉のファンを作っていかなければならない。コロナ禍であればこそ、それを逆手に取った、新しいサービスやビジネスチャンスが生まれる可能性もある。いま、別府市はこの逆境をバネにして、チャンスと捉えている」とコメント。

来月には「Go Toトラベル」に東京発着の旅行が加わり観光客の増加が見込まれるが、キャンペーンサイトには「大手を振って『来ちょくれ!』とはまだ言えん…。でもせめて『本当に待っちょんで!』」という切実なメッセージを掲載。別府市観光課は「感染対策を行ったうえでおもてなしをしていることを全国の人に知ってもらい、安心して別府を訪れてほしい」と話している。

「別府温泉 おもてなし再開」:全CMまとめ

特設サイト: https://uzuuzu.gokuraku-jigoku-beppu.com/

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