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トリップアドバイザーが示すライフステージ別旅行のインサイト:「Travel Through Life」レポート発表

(出典:Tripadvisor®

世界最大の旅行プラットフォーム「Tripadvisor®」は、ライフステージが旅行習慣に与える影響を明らかにし、企業が旅行者と有意義につながる方法を示したインサイトレポート「Travel Through Life(人生を通した旅)」を発表した。本レポートは、「大学生」、「新婚・婚約中」、「子供が生まれたばかりの親」、「子育て経験豊富な親」、「キャリア形成中」、「キャリア形成後」、「子供が自立した親」、「引退後」の8つの異なるライフステージにおける旅行者の計画や予約行動に関する独自の洞察を提供している。

本調査では、旅行者がライフステージに関わらず旅行に積極的である一方、資金調達方法や計画、予約の手段は各ステージで異なることが示された。たとえば、「子育て経験豊富な親」は旅行前に贅沢を楽しむ傾向が強く、日本人旅行者の84%が新しい洋服、66%がスキンケア製品、56%が新しいアクセサリーを購入すると回答している。また、「キャリア形成後」の世代は2025年の旅行で32万5千円以上を費やす可能性が48%高いとされる。

旅行先の選択については、他の国々ではビーチが旅行先として人気だったが、日本人旅行者は約半数(47%)が文化遺産地を好んだ。「子供が生まれたばかりの親」はビーチを選ぶ割合が最も高く(47%)、逆に「大学生」は都市部を選ぶ傾向が強い(62%)。また、日本人旅行者の75%が国内旅行を好み、特に「退職後」の人々や「子供が生まれたばかりの親」ではその割合が83%に達する。

ライフステージごとの特性についても詳細な結果が見えてくる。例えば「大学生」世代は、2025年の旅行で特定の観光地を訪れることや記憶に残る体験をすることを最も望み、熱心に情報収集を行い、デジタル環境からのインスピレーションに大きく依存しているといえる。旅行を計画する際、この世代の日本人旅行者の86%がレビューを活用し、67%がSNSで自分の体験を共有している。さらに大学生の40%は、親などの収入源に頼って旅行費用の一部または全額を賄っていることも分かった。「新婚・婚約中」の世代は旅行への意欲が高く、過去5年間と比べて旅行を優先すると回答した世界の旅行者は50%という結果となった。約3分の2が来年中に海外旅行を計画しており、ほぼ半数(48%)がユニークで一生に一度の体験を求めている。「子供が生まれたばかりの親」は他のどの世代よりも旅行の頻度は少なくなっており、宿泊施設を選ぶ際の最も重要な要素は子連れ旅行の利便性だと回答している。

トリップアドバイザーグループは、共有に値する体験と人々を結びつける複数のブランドを有し、世界で最も信頼される旅行と体験の情報の源となることを目指している。同グループではブランド、テクノロジー、ケイパビリティを駆使して、世界中の人々に豊富なコンテンツや旅行に関する情報を提供し、また、アクティビティや宿泊施設、レストランなどのマーケットプレイスを通じて世界中の旅行者とパートナー企業を繋げており、グループ子会社では、Tripadvisor、Viator、TheForkなどの旅行メディアブランドや事業を運営している。

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