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ANGOの新展開:DAOツール掲載、TsugiTsugiとKINTOとの提携を発表

(出典:ANGO株式会社

ANGOのRWA DAOツールが日本DAO協会のホームページに掲載された。日本DAO協会は、国内におけるDAOの普及と発展を支援する日本初の自主規制団体であり、DAOの設立や運営に関するガイドラインの策定・提供、DAOとDAOツールの品質と安全性の評価・認証を行う。なお、DAOとは中央集権的な管理者が存在せず、共通の想いを持った参加者の投票によって運営方針を決定していく自律分散型の組織のことである。組織運営にスマートコントラクトを活用することで、透明性が高く、運営費用が削減でき、年齢、性別、組織、国籍、人種などに関係なく、自分の共感するDAOに匿名で参加し、それぞれが得意なことを活かして貢献することができることから現代の資本主義・新自由主義が引き起こしている問題や、人口減少による問題の解決策になると考えられている。

ANGOの提供する予約システムツール、「ANGO RWA」は、NFTを活用した資金調達機能を備えたものであり、外部OTAと接続した予約管理機能やLINEやXを通じたトークンの送付にも対応している。このツールは日本DAO協会の協会員による評議会投票を経て、合同会社型DAOツールとして認められ、ホームページに掲載された。特に宿泊施設向けに、このツールの展開が期待されている。

(出典:ANGO株式会社

また、東急株式会社が運営する定額制回遊型宿泊サービス「TsugiTsugi」と、革新的な不動産投資プラットフォーム「ANGO」が業務提携を行い、TsugiTsugiのプラットフォーム上でANGOが管理する物件が宿泊施設としてリスティングされることになった。TsugiTsugiは、全国200以上の提携宿泊施設から好みの場所を選んで定額で宿泊可能なサブスクリプションサービスであり、宿泊数の異なるプランを選択できる。ANGOはWeb3.0技術を活用して空き家再生&民泊運営のプロジェクトを行っており、この提携によりTsugiTsugiのユーザーがANGOの物件に宿泊できるようになった。

(出典:ANGO株式会社

さらに、ANGO合同会社はクルマのサブスクリプションサービス「KINTO」とも提携したことを発表した。KINTOは今までにない移動のよろこびを創造する様々なモビリティサービスを展開している企業である。この提携により、KINTOの新車サブスクリプションサービスの契約者は、「モビリティマーケット」のプラットフォームを通じて、ANGOが提供する全国の特選物件での宿泊サービスをお得に享受できるようになる。この連携により、KINTOの契約者は日常から離れ、新しい旅行体験を楽しむことができる。ANGOの物件では、伝統的な日本の美しさを感じながら最先端技術が提供する快適な宿泊体験が得られ、地方の空き家を再生することによる社会的影響や地域経済への貢献も期待されている。

ANGO合同会社は、Web3技術を活用してデジタルと不動産の領域に新たな価値を生み出すサービス「ANGO」を提供している。2023年のサービス開始以来、リノベーションを施した空き家はすでに10軒に達しており、これらはすべて地域コミュニティの協力と支援のもとで運営されている。主な事業内容は、空き家の再生とデジタル化を推進することであり、不動産の新しい可能性を探ることを目指している。また、ANGOはNFTの発行から外部OTAとの連携を可能とする宿泊予約ツールを提供しており、将来的には合同会社型のDAOの発展につながることが期待されている。

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