株式会社プラスワンが運営するファイナンシャルメディア「フィンクル」では、女子旅の温泉旅行の費用に関するアンケートを実施し、524名の女性から得たアンケートの結果をまとめた。
温泉旅行の費用の中で最も重要視されているのは宿泊費であった。回答者の中で、旅館での夕食や朝食が含まれている宿泊プランを選ぶ人は54.6%にのぼった。
宿泊費の平均は20,090円であり、最も多い価格帯は10,000から15,000円で全体の32.3%に相当する169名がこの範囲内に収まる。次いで15,000から20,000円の価格帯が28.8%で151名という結果となった。
次に、年齢別に見た宿泊費の傾向である。20代の宿泊費用では、31%の人が15,000から20,000円を支出しており、これが最も多い。一方、30代および40代では、10,000から15,000円がそれぞれ34%と33%で最多となっている。これにより、20代と30代・40代では予算に若干の差があることが確認できる。
食費についても調査した結果、食事付き宿泊プランを選ぶ方は全体の270名であったが、年齢別に見た場合、20代と30代では5,000から8,000円を支出する人が最も多く、40代では8,000から10,000円が最多となった。40代は宿泊費を抑えつつ、食費により多くの予算を割いている傾向がある。
温泉旅行に求めるものとして最も多かったのは「旅館の雰囲気」であった。これは年齢にかかわらず共通の要望であり、18歳から68歳までの女性からの回答において、年齢による大きな差は見られなかった。