NEXCO西日本によると、ゴールデンウィーク期間〔令和6年4月26日（金）～令和6年5月6日（月）の11日間〕の管内の高速道路では、交通集中により10ｋｍ以上の渋滞が予測されている。そのため、高速道路を利用するユーザーには、渋滞が多く予測される日や時間帯を避けた利用をお願いしている。
NEXCO西日本管内では、下り線では5月3日（金）〜5月4日（土）、上り線では5月3日（金）〜5月5日（日）に多くの渋滞が発生すると予測している。下り線の最大渋滞長は、E3 九州自動車道の筑紫野IC付近で、5月3日（金）の朝から昼過ぎにかけて最大30kmとなる見込みだ。一方、上り線の最大渋滞長は、E1 名神高速道路の大津IC付近で、5月3日（金）の朝から夕方にかけて最大35kmに達すると予測されている。
これらの渋滞予測情報は渋滞予測ガイドや渋滞予測カレンダーで、道路交通情報はアイハイウェイで提供されているため、高速道路の利用前にはぜひ活用してほしい。
表：NEXCO西日本管内の渋滞 (出典：NEXCO西日本)
また安全運転に関する情報については、渋滞発生時の死傷事故率が非渋滞時の40倍以上になることが強調されている。特に、渋滞の多く発生する交通混雑期には、運転に特に注意が必要だ。また、安全運転を心がけるためのチェックポイントとして、シートベルトの着用や休憩の頻度、車間距離の確保などが注意事項として挙げられている。さらに、事故や故障が発生した場合の対応策も紹介している。
同社では、交通事故を撲滅し、交通事故ゼロを目指すために、わき見運転やスマートフォン操作などの危険運転を防ぐための取り組みを行っている。その一環として、ＳＴＯＰ！ＮＡＧＡＲＡ ＤＲＩＶＩＮＧ ＰＲＯＪＥＣＴを実施している。
また、渋滞緩和に向けて、ユーザーには速度低下や車間距離の確保などの心掛けを呼びかけている。さらに国土交通省の要請に基づき、ゴールデンウィーク期間の交通渋滞緩和のため、4月27日（土）～29日（月）、5月3日（金）～6日（月）の期間は、高速道路の休日割引を適用しないことも周知した。