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農水省 新たに4地域を『SAVOR JAPAN』に認定 地域の食の魅力を発信

農林水産省は、食と食文化を核として訪日外国人を中心とした観光客の誘致を図る取り組み『SAVOR JAPAN』(農泊 食文化海外発信地域)において、今年度は4地域を認定した。

『SAVOR JAPAN』は平成28年度に農林水産省が創設した制度で、地域の食と、それを生み出す農林水産業を核として観光客の誘致を図る地域での取り組みを「食と農の景勝地」として認定するもの。

認定によって地域のブランド力が高まり、訪日外国人を中心に本地域の食・食文化体験などを通じた農山漁村への交流人口の増大を図るとともに、農山漁村の活性化や地域産品の輸出促進による所得向上を目指す狙いがある。

認定ロゴマークのモチーフは「山」「海」「田」「畑」「川」、そして「箸」。日本の農山漁村の豊かな自然をテーマに、それぞれの土地に生まれた食文化や、美しい日本の神髄を体感してほしいという願いが込められている。

今年6月から7月にかけて募集を行い、認定地域は観光庁との協議や『SAVOR JAPAN』の有識者会議委員からの助言を経て選定された。農林水産大臣から国土交通大臣へ意見照会を行った上で、今年度は以下の4地域の取り組みが認められた。

▽令和2年度『SAVOR JAPAN』認定4地域

出典;農林水産省

野上農水大臣は、「これまでに認定した27地域と合わせ、全部で31地域となりまして、『SAVOR JAPAN』のブランドで一体的に海外に発信をしていきたいと考えております。」と話している。

農林水産省:『SAVOR JAPAN』(農泊 食文化海外発信地域)について

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