2024年7月12日、福島県観光交流課(福島県福島市)とクオン株式会社は共同で、新たなファンコミュニティ「ふくしま浜通り★こらっせ!広場」を開設した。このコミュニティは、福島県浜通りの現在を知り、語り合う場であり、持続可能な社会や地域づくりを目指す浜通りの魅力を発信することを目的としている。特に、スタディツアープログラム「ホープツーリズム」についての関心を高め、参加者同士の対話を通じてその魅力を共有することを目指している。
「ふくしま浜通り★こらっせ!広場」は、福島県浜通りの「いま」をテーマにした、会員登録無料のファンコミュニティで誰でも参加可能である。地震、津波、原子力災害という複合災害を経験した浜通りが、持続可能な社会・地域づくりを探求・創造する町へと進化している姿を、参加者は他の参加者との対話を通じて知ることができる。また、2016年から推進されている団体向け旅行企画「ホープツーリズム」は、複合災害を経験した福島の現状を体験するフィールドワークと、復興に向けて挑戦する人々との対話を通じて、参加者に学びと成長の機会を提供するスタディツアープログラムである。
福島県観光交流課の担当者はコミュニティ内で、福島県浜通りの地理的特徴と歴史を説明し、震災後の復興の歩みと現在の魅力を強調している。浜通りには伝統行事や産業の復興、新たな観光コンテンツが増えており、ホープツーリズムを通じて多くの人々が訪れ、交流が進んでいると述べている。このコミュニティでは、まだ浜通りを知らない人々にもその魅力を伝え、共感を生む場とすることを目指している。
「ふくしま浜通り★こらっせ!広場」が開設された「“絆”のコミュニティ」は、2020年1月にクオンが運営を開始したオンライン上のファンコミュニティプラットフォームである。現在、60以上の企業や自治体と200万人を超える生活者が参加し、“絆”をテーマに交流やコラボレーション企画、双方向コミュニケーションから生まれる価値共創のイベントを実施している。
コミュニティのオープンを記念して、抽選で100名に「ふくしまの美味しいもの」が当たるキャンペーンが実施される。期間は2024年7月12日から9月27日までで、期間中にコミュニティ内で1回以上コメントを投稿することで応募が完了する。
クオン株式会社は、企業や自治体と生活者をつなぐオンラインコミュニティの構築と運営、コンサルティングを行う会社である。1996年の創業以来、250以上の企業や自治体のファンコミュニティを手がけ、国際特許を含むデータサイエンス技術を駆使し、生活者との関係構築や課題解決、持続的発展を支援している。クオンのコーポレートサイトでは、これまでの成功事例が紹介されている。
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