4月27日(土)、福井県池田町に「道のオアシス フォーシーズンテラス」がオープンした。この施設は「かずら橋」や「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」など多くの観光資源を有する志津原地区にあり、旅行者および地域住民に「くつろぎの場」を提供し、また、町内外の施設への波及と地域の観光地域づくりの拠点となることを目的として作られた。
施設は福井県と岐阜県を結ぶ「冠山峠道路」の延長線上に位置し、福井県の玄関口として日本の原風景を活かしながら、情報発信、物産販売、人的交流、道路利用者の休息サービスを提供している。メインエリアの「センターハウス」では、物販・飲食スペースや展望デッキなど利用者が休息をとれる空間を提供しており、センターハウスの隣には「公園エリア」として「イベントスペース」「ウッドデッキ」「グリーンパーク」が整備されている。イベントスペースは地域のイベントなど楽しい時間を共有する場所として、ウッドデッキでは季節ごとの風景を満喫し、グリーンパークではピクニックなど、のびのびとした時間を過ごすことができる。
本施設は、福井県今立郡池田町志津原15-1に位置しており、営業時間(センターハウス)は9:00~17:00である。また、定休日は木曜日(祝日は営業)と年末年始になっている。施設内では池田町の特産品や加工食品、クラフト商品などが販売され、池田の食材を使った食事も提供されている。また、リバーテラスからは足羽川のせせらぎと四季折々の景色を楽しむことができる。
公園エリアでは幅広い世代が自然の中でくつろぎを体感できるよう整備されており、自然とアクティビティが融合した魅力的なスペースとなっている。また、公園エリアから足羽(あすわ)川沿いの遊歩道に降りて散策を楽しむことも可能で、さらに駐車場やトイレも24時間利用可能である。
「道のオアシス フォーシーズンテラス」は、地域の経済発展や観光振興を目指す一般財団法人「いけだ農村観光公社」の指定管理施設として、地域の観光振興に貢献している。福井県池田町は人口約2300人の小さな町でありながら、心をいやす日本の原風景や地域の魅力を最大限に活かしながら、「あたりまえをたやさないまち」を目指している。
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