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三島市観光を新たに提案!学生企画の2日間ツアーが発売開始

(出典:株式会社阪急交通社

株式会社阪急交通社日本大学国際関係学部三島市観光協会は共同で、東京発「富士山・うなぎ 三島の魅力ぎゅぎゅっとツアー2日間」を発売した。このツアーは、静岡県三島市を舞台にした産官学連携の取り組みであり、日本大学国際関係学部の学生が地域活性化をテーマに企画したものである。

静岡県三島市は、伊豆や箱根、富士山といった日本有数の観光地へのアクセスが良好であり、全国から年間677万人の観光客が訪れるが、宿泊客数は33万人で宿泊率4.8%に留まる「通過観光地」となってしまっている。しかし、三島市には豊富な観光資源があり、東海道新幹線や東名高速道路にも近いため、首都圏や中京圏からのアクセスも良好である。

今回のツアーは、三島市で観光を学ぶ日本大学国際関係学部矢嶋ゼミナールの3年生が企画し、三島市観光協会のアドバイスを受けながら作成したものである。「もてなすツアー」をコンセプトに、地域を熟知した学生がツアーガイドを務める。このツアーは、阪急交通社が運営を担当し、東京の消費者に対して三島の魅力を伝え、繰り返し訪れてもらう景気を創出し交流人口の増加を目指している。

(出典:株式会社阪急交通社

ツアーの内容は、東京発の2日間で、三嶋大社の正式参拝や和菓子作り体験、伊豆箱根鉄道の体験乗車などを含んでおり、宿泊は富士山三島東急ホテルである。また、ツアー中には、学生が案内する街歩きや地酒や静岡茶のふるまいなども予定されている。さらに、翌日には箱根西麓でのニンジン収穫体験や三島市内の絶景スポット「三島富岳三十六景」の観光も予定されており、三島の自然と文化を堪能できる内容となっている。

(出典:株式会社阪急交通社

本ツアーは、静岡県三島市に所在する日本大学国際関係学部矢嶋ゼミナールの学生が三島市内の街歩きをくり返し、基本案を作成し、その内容をもとに、三島市観光協会/阪急交通社へのプレゼンを重ね、議論、地域内での調整のうえ商品化したものである。ツアー当日のバス添乗、観光地での案内、食事施設の案内、ホテルラウンジでの地酒や静岡茶のふるまいは学生が担当し、段差が心配な方は学生がアシストするなど参加者の年齢層により、学生にとっては利用者の旅行に対するニーズや“お気持ち”を理解し、社会に出る前の大きな学びとなる。

また、ツアー終了後には、三島市や旅行会社などへの報告会を実施し、翌年度以降の三島市を目的地としたサスティナブルなツアーの継続(マネタイズのモデル提言)を内外にアピールする。さらに、ツアー内容を広く地元住民へ告知することにより、三島市民に三島観光のポテンシャルを理解してもらうことも目指している。

このツアーは、2024年12月1日出発の1泊2日の旅であり、販売価格は大人2名1室で39,900円となっている。詳細は阪急交通社のWebサイトから確認することができる。

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