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観光庁 2021年の日本人宿泊者数の速報値を発表 2019年より35%減少

2021年の日本人宿泊者数は前年比0.2%減、コロナ前の2019年と比較すると35.3%減少したことが、観光庁の速報で判明した。

2月28日。観光庁は公式ホームページにて、2021年の宿泊者数の速報値を発表した。それによると、2021年の日本人延べ宿泊者数は3億1,076万人泊で、前年比0.2%減。新型コロナウイルス流行前の2019年比では、35.3%減であった。

一方、年間の外国人宿泊者数は421万人泊であり、前年比79.3%減。2019年比では96.4%減少と、インバウンド需要が大きく減少したことが分かった。施設別の状況を見てみると、シティホテルが2019年比で45.1%減と大きく宿泊者数を落としており、インバウンド需要の影響を強く受けていると考えられる。

都道府県別では、宿泊者数1位の東京都が3,657万泊で2019年53.7%減。次いで2位の北海道が1,936万泊で2019年比47.6%減。3位の大阪府が1,812万泊で2019年比61.8%減だった。逆に大きく伸びたのは山梨県で、前年比16.2%増となる465万泊を記録した。こちらは感染状況が落ち着いていたことと、独自の宿泊割引が功を奏したと考えられる。

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