兵庫県は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ県内観光業を回復させるため、宿泊・日帰り旅行の料金を割り引く県民限定のキャンペーン「ふるさと応援県民割(プレ実施)」を始めた。
このプレキャンペーンを利用するには兵庫県在住、ワクチン2回接種済が条件となっている。接種困難な場合は出発日の前日から起算して3日以内のPCR等検査結果通知書で代用できる。接種未完了者は同居人(家族)かつ原則4人以下の少人数旅行に限って利用可能。
1人あたり最大5,000円が割引となり、4,000円未満は割引対象外。連泊は同一の宿泊施設の場合、5泊までが上限。日帰り旅行は旅行会社で販売されている交通付き旅行商品に限る。
居住地を確認するため、チェックイン時(旅行会社の場合は旅行会社での申込時)に参加者全員の本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等)の提示が必要となる。
10月22日(金)宿泊チェックイン分から「ふるさと応援旅クーポン」の配布も開始した。宿泊代金1人1泊15,000円以上で2,000円(1,000円×2枚)、10,000円以上15,000円未満の場合1,000円(1,000円×1枚)のクーポン券を配布。配布は先着順で、各宿泊施設の予定枚数に達し次第終了する。
キャンペーンに先行して、 県内の旅行会社・宿泊施設で県民向けに割引券(前売券)を販売したが既に完売している。
県によると、受付を始めた12日から19日までの1週間で予約件数は約36,000件。温泉地を中心に予約が好調だという。
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