北海道は、観光振興策「どうみん割」の対象拡大と期間延長の方針を明らかにした。
これまで北海道在住者に限定して実施してきたが、国が支援対象に隣接する都道府県を追加したことを受けて、青森県在住者にも拡大することを検討している。また、期間中、青森県民が「どうみん割」を利用できるように、道民は青森県の独自割引「青森県おでかけキャンペーン」を利用できるようにもする。双方向の観光促進によって、経済回復を後押しするのが狙い。
さらに、12月29日までとしていた期限を、PCR検査や抗原検査で陰性が確認された人に限り、2022年1月4日～3月11日も追加する。現時点において、延長分の発売日は未定。
「どうみん割」は新型コロナウイルスの感染対策で長期化した移動自粛要請などで大きな打撃を受けた旅行事業者への支援策。感染拡大を受けて一時休止していたが、11月27日から再開した。この制度を利用して北海道旅行をすると、最大で5,000円割引に2,000円のクーポンがもらえる。
道内の公共交通（鉄道、バス、タクシー、フェリー、航空）の乗車券やクーポンがお得に購入できる「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の販売期間も1カ月間延長し、22年3月末までとする方向で調整している。
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