マリオットグループのウエスティンホテルズ&リゾーツはこのたび、モルディブ共和国に初出店。その名も「The Westin Maldives Miriandhoo Resort」、同ホテルの開発には日本のカタログ通販大手のベルーナも加わっている。
出典:The Westin Maldives Miriandhoo Resort
70のヴィラからなるサンゴに浮かぶホテル
同ホテルは、ユネスコの生存圏保存地域であるバア環礁のサンゴの島に所在し、海とサンゴを眺めることができる。また、近辺の海域は世界最大規模のマンタの生息地。約6万平方メートルの島を開発した。
デザインはミラノをベースとして活躍する建築家のPEIA Associatiによって主導され、環境の持続可能性にフォーカス、海洋によってインスパイアされた。
デザインはユニークな貝殻のような自然素材を織り込み、カメやジンベエザメなどの海洋生物の動きや流れを反映させた。
空から見える同ホテルの形状は魚のような形をしており、船が到着する桟橋はカニと波をイメージして作られた。
同ホテルは、70室のヴィラとスイーツルームによって構成され、島内に41室、海面にも29室が提供される。それぞれの客室が自然の空気を流すためエコフレンドリーなダブルルーフでデザインされている。
ビーチからはサンゴ礁や熱帯魚を見ることができるほか、カメの保護区としてカメの巣穴も簡単にビーチで見かけることができる。そのほか、メジロザメ、マンタ、ジンベエザメなどが生息しており、これらの海洋生物をスノーケリングやダイビング、釣り、パラセーリングなどで楽しむことができる。
南アジア、インドの南西に位置するモルディブは、インド洋に浮かぶ1000以上の珊瑚礁の島で成り立っており、日本人のほか、中国や欧州などからの観光客に人気を集めている。
マリオットは同ホテルの開業により、アジア太平洋でのプレゼンスを強化するとともに、健康や幸福(well-being)を追い求める旅行者に変革と価値あるウェルネス(健康増進)を提供したいとのこと。
出典:The Westin Maldives Miriandhoo Resort